舞いあがれ!:リュー北條「ど真ん中、ストレート、投げるつもりで書けよ!」 貴司への情熱的な訴えに視聴者くぎ付け

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第96回の一場面(C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第96回の一場面(C)NHK

 福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)第96回が2月17日に放送された。同回では、自分の気持ちを言葉にできない貴司(赤楚衛二さん)に対し、リュー北條(川島潤哉さん)が思いの丈を伝えた。

ウナギノボリ

 貴司は「歌、作れませんでした」と北條に謝罪。北條は、貴司が詠んだ「君が行く 新たな道を 照らすよう 千億の星に 頼んでおいた」について「これ本歌取りなの? 恋心が隠れてる。なんで隠すのよ。心の奥までさらけ出しなよ。そんな及び腰だから、僕が求めてる短歌を作れないんだよ。人の心を揺さぶる、熱い短歌を。自分でも分かってんでしょ?」と告げる。

 そして北條は「そんな中途半端な気持ちで歌集は出せない。残念だけど」とデラシネを後にしようとする。すると貴司は「怖いんです。心の奥をさらけ出すの。昔から、人とぶつかんのが怖くて……」と本音を漏らす。

 北條は「分かるよ。繊細な人間は得てして臆病だからね。人とぶつかり合わずに、うわべだけの付き合いをしててもいいよ。そうすれば、拒絶されることもないし、傷つくこともない。まあ、恋心一つ伝えられないけど。けどさ、もったいないよね! 梅津さん、せっかくのマグマに蓋(ふた)しちゃって!」と厳しい言葉を投げかけた。

 その後、酔っ払った北條は再びデラシネを訪ね、貴司に「なんで書かないのよ?」と問う。そこで貴司は「書かないんじゃなくて、書けないんです」と答えるも、北条は「相手がたった一人でも書けないくせに。いるんじゃん、大切な人が。その人の心に向かって、ど真ん中、ストレート、投げるつもりで書けよ! そういう歌が大勢の心を打つんだよ」と強く訴えた。

 SNSでは「貴司の深層心理を見抜いていた北條さん。本当は情熱的な人だと思っていた」「こんなにしつこく、迷惑なくらい熱心に自分に関わってくれる人ってそういない」「初めはうさんくさいと思ってしまい、本当にごめんなさい。リュー北條さんの出る場面にくぎ付けになりました」「リュー北條さんが背中を押してくれた」と北條への感謝のコメントが上がっている。

テレビ 最新記事

MAiDiGiTV 動画