木曜劇場「大奥」:“倫子”小芝風花が“家治”亀梨和也の子を産まぬよう画策した黒幕が明らかに ラスト5分に視聴者おののく(ネタバレあり)

木曜劇場「大奥」の第6話の一場面 (C)フジテレビ
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木曜劇場「大奥」の第6話の一場面 (C)フジテレビ

 俳優の小芝風花さん主演の木曜劇場「大奥」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第6話が、2月22日に放送された。ラストで倫子(小芝さん)が妊娠しにくい体になるよう画策していた黒幕の存在が明らかになり、視聴者が恐怖におののいていた。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 「大奥」は、同局で2003年6月に連続ドラマ「大奥」を放送して以来、3本の連続ドラマ、6本の単発ドラマを放送。2006年12月には映画が公開され、2007年には舞台も上演された。連続ドラマとしては19年ぶりとなる今シリーズは、東映とタッグを組み、全編オール京都ロケを実施。江戸時代中期を舞台に、のちの第10代将軍・徳川家治(亀梨和也さん)と政略結婚させられた主人公・五十宮倫子を巡る大奥の物語が展開する。

 第6話は、懐妊した側室のお知保(森川葵さん)だったが、打ち掛けの裾を踏まれて倒れてしまう。倫子は、女中たちをただすが、逆に家治の子を宿せぬことを揶揄(やゆ)される。

 家治の御渡りはあるものの、一向に妊娠の気配がなく倫子は焦っていた。お品(西野七瀬さん)は倫子に「そんなにお子が欲しいのですか」と問いかけると、倫子は家治と家族を作り、愛する人の子を自分の手で育てたいと返す。

 そんな倫子のために、お品はいつもの蔵で倫子の食事について葉山貞之助(小関裕太さん)に相談。だが、相談を終え、それぞれに蔵を出るお品と貞之助の姿を朝霧(華耀きらりさん)に目撃されてしまう。

 ほどなくしてお知保は子どもを出産。倫子は家治に祝いを述べるが、家治は子に会っていないという。倫子は自分を気遣ってのことならすぐに会いにいってほしいと涙で訴える。そして倫子はなぜ自分には子供ができないのかと悩む。

 その頃、療養中の田安宗武(陣内孝則さん)のそばには、心配そうに控える松平定信(宮舘涼太さん)がいた。そんな定信を近くに呼び寄せ、宗武は耳元で何かを告げる……と展開した。

 いつも倫子の居室でたかれている香をお品が葉山に調べてもらうと、子をできにくくする薬草が使われていることが判明する。お品はお梅が香をたいている現場を押さえようするが、逃げられてしまう。

 お梅が逃げた先でお品に悟られたことを告白すると、そこに定信が現れ、「それは残念だ。父上との約束があるのに」と告げる。定信は父・宗武から「家治の血筋は根絶やしにしろ。そしてお前があの城の頂に立つのだ」といわれていた。定信は命乞いをするお梅を口封じのため家来に殺させると、「片づけておけ」と言い放った。

 ラスト5分の急展開に、SNSでは「定信怖い」「闇落ち定信さまに驚愕」「サイコパス宮舘やった」「多くの宮舘担に衝撃を与えたあのキャラ」「とりあえず大奥ショックから立ち直れない」といった声が相次いだ。

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