高畑充希さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」は26日から、ついに最終週「花山、常子に礼を言う」に入る。新たな時代に入った「あなたの暮し」で、常子(高畑さん)は社員が働きやすい会社を目指し、花山(唐沢寿明さん)は最後の仕事に取りかかる……。
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10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎭子(しずこ)の軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。
第25週「常子、大きな家を建てる」は、昭和39年、常子(高畑さん)は、最後の目標だった大きな家を建て、鞠子(相楽樹さん)や美子(杉咲花さん)の家族と3世帯9人で暮らしていた。「あなたの暮し」も目標の100万部に近づき、順風満帆の中、君子(木村多江さん)が突然病に倒れる。君子は最期の日々を、孫の面倒をみたり、台所で料理をしたり、いつもと変わらない日常を大切に過ごして亡くなった。そして常子は、君子が大切にしたささやかな日常の幸せを伝える新しい連載を始める……という展開だった。
最終週「花山、常子に礼を言う」では、働く女性に役立つよう、常子は「あなたの暮し」の内容も職場の環境も変えていくと宣言。自宅での作業を認め、働き方が多様化する今の時代に合わせる考えに、花山も満足げだ。一方、花山も新しい企画のため広島へ向かうが、取材帰りに花山が倒れたという連絡が編集部に入る。常子が病院に駆けつけると、花山は、市井の人々に戦時中の暮らしの様子を取材して回り、記録していたのだという。花山は、戦争に関わってしまった人間として、戦争を知らない世代にきちんと記録を残したいと訴え、体を顧みず取材を続けようとする花山に、常子は、ある提案を持ちかける……。
最終週の見どころは、走り続けてきた常子と花山が、たどり着いた先はどこなのか? そして最愛の“とと”西島秀俊さんとの“再会”を見逃せない。
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