田辺誠一:“画伯”が即興イラスト「名古屋といえば…」 観客から驚きの声

「東海テレビ感謝祭2016」で行われた主演ドラマ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」のトークショーに出演し即興で描いたイラストを披露する田辺誠一さん
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「東海テレビ感謝祭2016」で行われた主演ドラマ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」のトークショーに出演し即興で描いたイラストを披露する田辺誠一さん

 独特なイラストが話題で、“画伯”とも呼ばれる俳優の田辺誠一さんが23日、名古屋・栄の久屋広場で行われた、放送中の主演ドラマ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」(東海テレビ・フジテレビ系)のトークショーに出演した。「名古屋といえば……」という題で、即興でイラストを描き、集まった観客に披露し、その独特のタッチに観客から驚きの声が上がった。

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 トークショーは東海テレビのイベント「東海テレビ感謝祭2016 アイラブ地元 大サカエフェス」内で行われ、田辺さんは、ステージ上で約1分ほどでイラストを描いて披露した。観客が絵の内容を「モーニング!」と言い当てると、田辺さんは「そうです!」とうれしそうな表情。トースト、コーヒー、ゆで卵と人間が描かれており、人間は田辺さん自身と説明した。

 またトークショー後に取材に応じ、劇中で自身が演じる気弱な倉永晴之が、唯一、癒やしとしている熱帯魚のシルバーアロワナとの“共演”について「(アロワナと)心はまったく通じないです」と苦笑い。「撮影のとき、こっちに来いって言っても絶対に来ない。ずーっと待っているんです」といい、シーンのつながりでアロワナの動きが不自然にならないよう“アロワナ待ち”の時間がある、と意外な苦労を明かした。

 一方で「見ているだけで癒やされますね。たぶん1時間でも2時間でも見ていられる。動きが優雅ですし、キレイだなと思いながらなにも考えずに、倉永のようにお酒を飲みながら見たら楽しいんだろうなと思います」と笑顔を見せていた。

 ドラマは、東海テレビ制作の連続ドラマ枠「オトナの土ドラ」の4作目で、山本甲士さんの小説「とげ」(小学館文庫)が原作。市役所の市民相談室に勤務し、職場の人間関係や“モンスター市民”の無理難題にあきれ果て、イライラが募る毎日を送っていた倉永(田辺さん)が、とある緊急非常事態をきっかけに“キレキャラ”に変貌し、一人で不条理に立ち向かっていく……というストーリー。

 放送は毎週土曜午後11時40分から。29日放送の第4話のみ深夜0時から放送される。

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