真飛聖:7月退団の宙組トップスター・大空祐飛にエール 「全力で応援したい」

「宝塚プルミエール」の初回収録を行った真飛聖さん
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「宝塚プルミエール」の初回収録を行った真飛聖さん

 昨年4月に宝塚歌劇団を卒業した元花組トップスターの真飛聖(まとぶ・せい)さんが、WOWOWオリジナルの宝塚情報番組「宝塚プルミエール」の新ナビゲーターに就任し、19日に東京都内のスタジオで初収録を行った。7月1日付で退団を発表している宙組トップスターの大空祐飛さんについて、真飛さんは「あんなにも充実して幸せな時間はないので、たぶん今、幸せなんだろうと思う」と自身の経験と重ね合わせ、「トップだったら、ゴールを決めて走り続ける生活は誰もが経験すること。全力で応援したい」と大空さんにエールを送った。

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 「宝塚プルミエール」は、これまで番組タイトルを変更しながらWOWOW開局当初から放送している宝塚の最新情報を伝える番組で、最新の公演を中心に、公演の見どころを舞台映像と出演者のインタビューで紹介。番組ナビゲーターは、貴城けいさん、湖月わたるさん、春野寿美礼さん、安蘭けいさん、水夏希さんら歴代トップスターたちが務めてきた。

 今回がナレーション初挑戦となる真飛さんは「難しいですねー! 決まったせりふの中で伝えていく難しさをはじめて知りました」と振り返った。宝塚公演の映像を見ながら収録し、「すてきー! カッコいい!って映像を見入っちゃう。非現実な世界だからこそ、そこに夢を求めてみなさんいらっしゃるんだなと改めて感じた」と話した。

 「自分がここに立っていたことが信じられない」と語った真飛さんだが、今度は宝塚の魅力を伝える側になることに「見るまでは想像できない世界だったし、映像だけでも分からないんです」といい、「ちょっとでもお時間が空いたら見に来ていただきたい。一度、生で肌で感じてほしい」とメッセージを送った。

 「宝塚プルミエール」は、21日午後6時20分からWOWOWライブで放送。なお、各組の選りすぐりの公演を放送する関連番組「宝塚への招待 タカラヅカスペシャル2010~FOREVER TAKARAZUKA~」も同日午後6時45分に放送。(毎日新聞デジタル)

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