濱田岳:勘違いがもとでアニメ声優初挑戦

映画「百日紅~Miss HOKUSAI~」の初日舞台あいさつに登場した濱田岳さん
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映画「百日紅~Miss HOKUSAI~」の初日舞台あいさつに登場した濱田岳さん

 俳優の濱田岳さんが9日、東京都内で行われた劇場版アニメ「百日紅~Miss HOKUSAI~」(原恵一監督) の初日舞台あいさつに出席した。本作でアニメ声優に初挑戦している濱田さんは、2013年公開の実写映画「はじまりのみち」に続き、原監督作品は2本目で「(オファーの際)原監督の作品と言われたので『はい、やります』と答えたら、あとあとアニメと聞いてびっくりしました」と舞台裏を明かし、「初めての経験だったので、とてもうれしかったですし、緊張しました」とアフレコの感想を語った。

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 「百日紅~Miss HOKUSAI~」は、杉浦日向子さんのマンガ「百日紅(さるすべり)」が原作。映画「クレヨンしんちゃん」シリーズや「河童のクゥと夏休み」などで知られる原監督が手がけ、江戸の四季を通して、葛飾北斎の娘・お栄を中心に、北斎や仲間たちとのにぎやかな日々を描く。お栄を杏さん、北斎を松重豊さんが演じ、濱田さんは北斎の家に勝手に住みついた絵師・善次郎の声を担当している。

 舞台あいさつには、濱田さんのほか、杏さん、松重さん、立川談春さん、清水詩音さん、原監督も出席した。着物姿でそろえた声優キャスト陣のなか、濱田さんはセットアップのジャケットとパンツ姿で、談春さんは「出演者を代表して申し上げます。みんなが濱田くんの衣装に疑問を感じております」とちくり。濱田さんは罰が悪そうに苦笑いしていた。

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