海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
長谷川博己さんの主演ドラマ「小さな巨人」(TBS系、日曜午後9時)の第3話が30日、放送される。予告では、元・捜査1課のエリート刑事・香坂真一郎(長谷川さん)のライバルで現・捜査1課の刑事・山田春彦(岡田将生さん)が「警察内部に裏切り者がいる」「我々の最大の敵はあの人だったんだ」と意味深なせりふを吐いている。
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第3話は、池沢菜穂(吉田羊さん)に風見京子(富永沙織さん)の飛び降り事件に関する供述を覆されてしまったが、大手企業ゴーンバンク社の社長・中田和正(桂文枝さん)の誘拐事件について、警視庁ノンキャリアの最高峰・捜査1課長の小野田義信(香川照之さん)の号令の下、所轄と捜査1課の合同捜査本部が立ち上がる。容疑者として最有力の社長の息子、中田隆一(加藤晴彦さん)のアリバイを崩すべく、バーのオーナーの山本アリサ(佐々木希さん)の元を訪ねる香坂と山田だが、一歩遅く、裏切り者が内部にいるのではないかと疑念を抱く……という展開。
前週の第2話は、捜査1課長の小野田との対決姿勢を打ち出した香坂は、中田社長の誘拐事件には裏があると考え、京子の自殺の再捜査を始める。香坂は、京子の元恋人の隆一が経営するナカタエレクトロニクスのビルの防犯管理担当・菜穂に目を付ける。懸命な捜査と説得もあり、完璧と思われた菜穂のアリバイが崩れたものの、邪魔が入り、あと一歩のところで菜穂の供述が一転。捜査は“振り出し”に戻った……という展開だった。
「小さな巨人」は、警視庁の捜査1課長を目指すエリート刑事・香坂が、小さなミスで出世の道から外されて所轄の刑事となるが、既存の警察の体制に疑問を抱いて、奮闘するという内容。「半沢直樹」や「下町ロケット」などの伊與田英徳(いよだ・ひでのり)さんがプロデュースを担当するオリジナルドラマで、難事件の解決に加え、警視庁と所轄の確執など警察内部の戦いも描いている。
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