鈴木亮平:「西郷どん」地元・鹿児島おはら祭に飛び入り参加 「薩摩の風を感じられた」

 鹿児島市で開催された「第66回おはら祭」に飛び入り参加した鈴木亮平さん
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鹿児島市で開催された「第66回おはら祭」に飛び入り参加した鈴木亮平さん

 2018年1月にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」で、主演を務める俳優の鈴木亮平さんが2日、鹿児島市で開催された「第66回おはら祭」に登場。原作者の林真理子さんと熊吉役のお笑いコンビ「ドランクドラゴン」の塚地武雅さんの参加は事前に発表されていたが、鈴木さんは“飛び入り”で、地元の人たちと一緒に踊りを楽しんだという。

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 鈴木さんは「これほど大きなお祭りだと思わなくて、スケール感に驚きました。踊っている人も見ている人も、みんなが本当に楽しみながら参加していて、僕も楽しかったです。盆踊りは子供のとき以来で、事前に動画は見ていたんですけど、行ったら前の人が教えてくれたので、踊りは簡単に覚えられました」と振り返っている。

 さらに鈴木さんは「『西郷どん』で、地元の鹿児島がどのくらい盛り上がっているのか僕らは全然分からないので、実際に皆さんと触れ合えて、盛り上がりを肌で感じました。薩摩の風を感じられてよかったです。鹿児島の人の期待とか、裏切らない芝居をしていかないといけないなと、さらに思いました」と気持ちを新たにしていた。

 原作者の林さんは「とてもエネルギーにあふれたすてきなお祭りでした。最後に少しだけ踊りに参加させていただきましたが、シンプルでありながらも見ている以上に難しい踊りですね。来年はきっともっと盛り上がっていらっしゃるので、また踊りに参加したいですね」とコメント。塚地さんも「周りのご年配の方々とか若い子供たちとかも振り返るたびにワーワー言ってくれて、一緒に踊っている僕たちも楽しくできたので、本当に貴重な体験でした。これが薩摩の地で薩摩の盛り上がりなんだ、みたいな感じで、『西郷どん』にも生かしていけたらなと思います」と話していた。「第66回おはら祭」は3日も開催され、2日と合わせて約2万4000人を超える踊り手が参加する予定。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる18年に放送される57作目の大河ドラマで、維新の立役者の一人として知られる西郷隆盛が主人公。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(小吉、吉之助)の愚直な姿にカリスマ薩摩藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 脚本はNHK連続テレビ小説「花子とアン」やテレビ朝日系の人気ドラマ「ドクターX」シリーズなどの中園ミホさんが担当する。放送は18年1月からで全50回を予定している。

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