良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
遠藤憲一さんや大杉漣さん、松重豊さんら“名脇役”が本人役で主演し昨年放送された連続ドラマ「バイプレイヤーズ」(テレビ東京)の続編が2月から放送されることが3日、明らかになった。タイトルは「バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」で、前作は深夜の連ドラ枠「ドラマ24」で放送されたが、今回はゴールデンプライム帯(午後7~11時)に“昇格”し、午後9時54分から1時間番組として放送される。
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前作は、2017年1月期に放送された。心配性な遠藤さん、メンバー最年長で思い込みと気遣いが激しいがやや頼りないリーダーの大杉さん、エキセントリックで自由な田口トモロヲさん、超が付くほどの心配性の寺島進さん、物腰が柔らかく謙虚な松重さん、人懐っこくみんなに愛される光石研さんの6人が主演で、それぞれ本人役を演じ、「役作りで絆を深めるために、シェアハウスで3カ月間共同生活を送る」姿を描いた。優れたテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2017」で「作品賞<連続ドラマ部門>」の優秀賞を受賞した。
続編には、寺島さんはスケジュールの都合で出演せず、ジャスミン役の北香那さんが前作に続き出演する。遠藤さんらバイプレイヤーズの5人が、テレビ東京がスタートさせる朝ドラ「しまっこさん」で共演することになるが、ロケ地を間違えて無人島に漂流し、サバイバル生活を強いられることになる。業界は5人の失踪により、深刻なバイプレイヤー不足になると騒動に。そんな中、撮影初日を迎えてしまい……というストーリー。
放送を前に遠藤さんら主演の5人がコメントを寄せた。遠藤さんは「今作の話が来た時、『前作を超えるのは無理じゃない? でもやるんだ』……と思いながら初日、現場へ行ってみたら、『超えそう!』という感触を持った」と自信。大杉さんは「日本のおじさんたち、結構捨てたもんじゃないよという、ただ渋いだけじゃなくて、 いろいろな“人”として生きてる姿みたいなものが、このドラマの中に散りばめられているような感じがしています。そういう意味では新しいドラマなのかなと思うので、 ぜひ1人でも多くの方に見ていただきたい」とアピールしている。
松重さんは「また、皆で割り勘で酒が飲める」と喜びながら「イケメンも出ません。愛も感動もありません。スリルもサスペンスもありません。いわゆるドラマファンの皆様、申し訳ない。ただただオッさん5人でわちゃわちゃしているだけのドラマ」とコメント。田口さんは「またメンバーのみなさんと、そして視聴者のみなさんと再会することができて、もうミラクルのような幸せ」とし、光石さんは「今作の話を聞いて、僕は率直にうれしかった。前作を超えるものになっています」とコメントしている。
「バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」は、2月7日から毎週水曜午後9時54分に放送。初回は15分拡大版。
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