わたしの宝物
第6話 生まれ変わったら本当の親子になれるかな・・・
11月21日(木)放送分
4月スタートの連続ドラマ「ラブリラン」(読売テレビ・日本テレビ系)で主演を務める中村アンさんと共演の古川雄輝さん、大谷亮平さんが、このほど取材に応じた。ドラマは、中村さん演じる主人公、南さやかが記憶喪失になるところからスタート。さやかは記憶を失う前のメガネをかけた地味な雰囲気から、3カ月後にキラキラした派手な女性に変貌を遂げるが、取材でどちらが好みかと聞かれた古川さんは「地味な感じがいいです」と言い、続けて大谷さんは「しまった、かぶった」とコメント。古川さんは「でも、変身した後にメガネをかけている時もあって、どちらかというと、それがベスト」と笑顔でこだわりを語っていた。
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ドラマは、女性マンガ誌「Kiss」(講談社)に連載された天沢アキさんの同名マンガが原作。15年思い続けている幼なじみの鷺沢亮介(大谷さん)と記憶喪失中に同棲(どうせい)していた“ドSツンデレ男子”の町田翔平(古川さん)との間で揺れ動くさやかの恋心を描く。
中村さんは、30歳で男性経験がないさやかを演じる上で「私は女子中、女子高、女子大で、15、16歳のころに男性と関わって『うわっ』って思った時があったので、その時の記憶をよみがえらせながら感情を引き出しています」と役作りについて語った。
さやかと自身の共通点については「正直、私とは正反対です」と明かし、「でも、私は高校、大学とチアリーディングをやっていたんですけど、そこに至るまでは思っていたことを言えなかった。恋愛に対しても一歩踏み出せなかった。臆病だった感じは似ていると思うところもありますね。変わりたいという気持ちはすごく似ているのかなと思いますし、共感できます」と話した。
古川さんは、自身が演じる町田に対して「僕は、ほぼほぼ一緒です。特にちゃんと自分の気持ちを伝えられないところは近いかなという気がします」と自然体で演じられている様子。続けて、大谷さんは、亮介との共通点を「女性に優しいところ」とちゃめっ気たっぷりに話していた。
お互いに印象について、中村さんは「古川君はちょっと口数が少ないですけど、話しかけたら話してくれる(笑い)。距離感が町田君とさやかの感じ……。いい距離感がすごく心地いいですね。大谷さんとは(役柄が)幼なじみで、15年間好きだったというのもありますし、お兄ちゃんっぽい感じです。すごく笑顔が印象的」と語った。
古川さんは、共演が「ほぼ初めてくらい」という大谷さんに対して「大人の男性って感じ。同性から見てカッコいいタイプの人だなと思います」と印象を語った。一方、大谷さんは古川さんに対して「古川さんは普段の感じが本当に町田って感じなんですよね。クールな町田とマッチしている。しゃべる時はいろいろしゃべってくれるので、これから別の部分を掘り下げていきたいなと思っています」と話していた。
中村さんは「この春にピッタリなドラマで、何かを変えたい、変わりたい、一歩踏み出したいという人たちに見てほしいです。恋愛でも仕事でも、やっぱり年齢は関係なく、前に進む皆さんに何か伝わったらいいなと思います。いいものを作りたいと私も皆さんと力を合わせて頑張っていますので、ぜひ見ていただけたらなと思います」とアピールしていた。
「ラブリラン」は、4月5日から毎週木曜午後11時59分に放送。
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