全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
お笑いコンビ「ますだおかだ」の増田英彦さんが、俳優の佐々木蔵之介さん主演で10月11日にスタートする連続ドラマ「黄昏(たそがれ)流星群~人生折り返し、恋をした~」(フジテレビ系、木曜午後10時)に出演することが26日、明らかになった。増田さんと佐々木さんは、サラリーマン時代に同じ会社に勤務していた同期で、ドラマでも同期役を演じる。増田さんは「もし脱サラしなければ……そんな25年後の僕と佐々木がそこにいます」と語っている。
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増田さんが演じるのは、主人公・瀧沢完治(佐々木さん)の若葉銀行時代の同期、横尾博。40代半ばを過ぎた銀行員を待ち受ける出向という宿命を二度経験する苦労人で、サラリーマンの悲哀を体現するような役どころとなる。また、音楽クリエーターのヒャダインさんが、若葉銀行の取引先であるIT企業の社長・大野を演じることも発表された。
ドラマは、弘兼憲史さんの人気マンガ(小学館)が原作で、第1集「不惑の星」をベースに制作。仕事一筋でこつこつと努力を積み上げ支店長まで上り詰めた完治(佐々木さん)はある日、理不尽な理由で取引先への出向を命じられる。仕事一辺倒だった自分の人生に疑問を抱いた完治は、雪山のポスターを目にし、単身でスイスに旅行へ。マッターホルンを目指すゴンドラで孤独な独り身の女性・目黒栞(黒木瞳さん)と出会う。一方、完治の妻の真璃子(中山美穂さん)は娘・美咲(石川恋さん)の婚約者の春輝(藤井流星さん)と禁断の恋に落ちてしまうという……ストーリー。
増田さん、ヒャダインさん、高田雄貴プロデューサーのコメントは以下の通り。
25年ぶりの同僚。“いつか佐々木とサラリーマン役で共演できたらなあ……ドラマかCMで(広告代理店で働いてたので)”とずっと思っていたので、“ホンマに来た!”と感激しています。今回僕の役名が“横尾”。実は僕らの会社員時代に横尾という同期がいたので、その奇遇に蔵之介と台本見てビックリしていました。去年の同期会でも会ったその横尾君はまだ黄昏(たそがれ)ずに会社でバリバリ頑張っていますけど(笑い)。蔵之介が演じる瀧沢と会社の玄関で会うシーン……25年前に大阪の会社で普通にあった光景がフジテレビのドラマとして流れるって不思議です。しかも僕は大阪弁なのであの時とそのまま! もし脱サラしなければ……そんな25年後の僕と佐々木がそこにいます。
今回イケイケなIT社長役で現場にお邪魔させていただきました! びっくりするほど陽気な現場で楽しくさせてもらいました。合間で佐々木蔵之介さんと関西弁で世間話したことを実家の母親に自慢してやろうと思います。演じた大野はイケイケでなんか癖があるけど信念はある人で、そこらへんはヘラヘラしてる僕と少し似ていたりするのかなとも思っています。果実は腐る前ほど美味(おい)しいと言います。熟年世代の命の煌(きら)めき、ぜひドラマで見届けてください!
哀愁漂う同期・横尾博の配役を考えていた際、蔵之介さんから、増田さんがサラリーマン時代の会社同期だと伺い、これ以上ない方だと思いオファーさせていただきました。“蔵に悪いんじゃないか”とご謙遜されていましたが、本編では完治をひがむ同期役を好演してくださっています。役とは対照的に、待ち時間中の蔵之介さんとの“じゃれ合い”は普段の仲の良さが垣間見えました。
大野は旧時代的な生き方の象徴である完治と対極であり、時代を切り開いている男です。さまざまな分野で革新的なご活躍をされ、時代を引っ張ってこられているヒャダインさんのお顔が浮かびました。現場ではアドリブさく裂で、台本以上に枠を超えたイケイケ感を出していただきました! 横尾・大野の両キャラクターは本作の中盤で重要な役割を果たします。ぜひ、先々の展開にもご注目ください。
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