美村里江:“雅子さま物語”初ドラマ化で主演 成婚後を追う週刊誌記者役に

「日曜THEリアル!『陛下と雅子さま 知られざる笑顔の物語』」内で放送されるドラマに主演する美村里江さん(C)フジテレビ
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「日曜THEリアル!『陛下と雅子さま 知られざる笑顔の物語』」内で放送されるドラマに主演する美村里江さん(C)フジテレビ

 天皇陛下の即位をお祝いするパレード「祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)」が予定されている11月10日に、フジテレビ系で「日曜THEリアル!『陛下と雅子さま 知られざる笑顔の物語』」が放送される。女優の美村里江さんが、番組内で放送されるドラマ「雅子さま物語」に主演し、雅子さまをご成婚当時から長年取材する雑誌「週刊チェイス」の記者・栗島梓の24歳から50歳までを演じる。雅子さまの物語がドラマ化されるのは今回が初めて。

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 ドラマは、皇室に嫁いだ雅子さまのこれまでを実際のニュース映像を交えて映像化。外務省を退職し、皇室に入った雅子さまが直面した現実。世継ぎへの期待が高まる中、体調を崩し適応障害と診断され、長い療養に入った雅子さまの真の姿を描く。神保悟志さん、デビット伊東さんも出演。神保さんは梓の上司で「週刊チェイス」デスクの八神真治、伊東さんは梓と現場で取材をするベテラン皇室カメラマン杉崎省吾を演じる。

 さらに、独自取材によって天皇陛下の「幻の新ヘアスタイル」「陛下がひそかに好きだったアイドル」「陛下の中学時代に大ヒットしたバッグを手に入れるために考えられた苦肉の策」といったエピソード、米国のトランプ大統領とメラニア夫人らが称賛した雅子さまの国際感覚の“原点”、恩師が語った雅子さまの驚異の語学力、雅子さまが卒業論文につづった思いなども紹介する。

 番組のMCは三宅正治アナと三田友梨佳アナ。宮崎美子さんとカンニング竹山さんがスタジオゲストとして出演。午後8時から放送。

 ◇美村里江さんのコメント

 ――脚本の感想をお願いします。

 皇室を描くだけでも、エンターテインメントとしてはなかなか難しい部分が出てくると思います。その上で今回の脚本には、私が演じる週刊誌の記者・栗島梓にも人生がきちんとあって、それが雅子さまの人生とオーバーラップしたり違いを感じたりということによって膨らんでいき、面白い構成だなと感じました。

 ――皇室が題材となっていますが、演じられて難しかった点などありますか?

 皇族と一般の国民との違いを感じさせつつ、同時に親しみやシンパシーを抱く視点。それが今回の栗島梓役の役割だと考え、出演が決まって1点だけ、「脚本内の敬語の徹底」をお願いしました。もちろん皇族の方のお話だからということもありますが、私が演じる梓は雅子さまに尊敬の念があり、同性として憧れがあり、さらに記者でもあって言葉のプロでもあります。そういう役どころなので、いつも記事を書いているとそのような言葉遣いも身についていると思うんです。また、話をリードする梓の人物像にリアリティーを持たせることが物語の下支えと考えて、26年に及ぶ彼女の記者経験も大事に演じるよう気をつけました。

 ――ドラマを楽しみにしている方にメッセージをお願いします。

 先日の台風19号の爪痕は深く、それに伴い10月22日予定だった祝賀パレード延期のご判断があられたと思います。被災なさった皆さまへのお見舞いの気持ちも込めて、この作品を少しでも多くの方が楽しんでくだされば幸甚です。ドキュメンタリー部分とどのような兼ね合いになるのか、私も楽しみにしています。

 ◇石田英史チーフプロデューサーのコメント

 陛下と皇后・雅子さまがどのようなお方なのか? ご成婚後、どのような生活や苦労、仕事をされてきたのか? キャリア、結婚、皇室の伝統、出産、公務、家庭……。さまざまなことの間で揺れながらも支え合い、前に進まれてきたお2人の知られざる姿を祝賀パレードが予定されているその日に改めて知ることができる、そのような番組になればと思います。

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