俳優の大沢たかおさんが主演を務める映画「AI崩壊」(入江悠監督、1月31日公開)の本編映像が1月10日、公開された。大沢さん演じるAI(人工知能)開発者・桐生浩介と、賀来賢人さん演じるAIを管理する企業の代表・西村悟、岩田剛典さん演じる警視庁の天才捜査官・桜庭誠が初めて出会う場面で、岩田さんと大沢さんが握手するやりとりなどが収められている。
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映画は、入江監督が脚本も担当したオリジナルストーリー。2017年に公開された映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」のスタッフが集結して製作される。医療・金融・交通・セキュリティーなど、AIが国民の生活を支えるインフラとして欠かせない存在となった2030年の日本が舞台。ある日、信頼していたAIが暴走し想像を絶する大惨事が発生する……という展開。
公開された本編映像では、賀来さんが「桜庭さんです」とメガネ姿の岩田さんを紹介。岩田さんが「はじめまして、桜庭です」と手を差し出すと、大沢さんが「どうも」と言って握手をする……といったやりとりなどが収録されている。
今作が初共演となった3人だが、撮影現場では抜群のチームワークを見せていたという。大沢さんと共演シーンが多かった賀来さんは、役者としてのあり方や役について大沢さんを質問攻めにしていたといい、お互いに意見交換をしながら撮影を進めていった。
大沢さんは、岩田さんについて「相当台本を読み込んでいて、芝居からも彼がこの作品に懸ける意気込みや気迫が伝わってきました。だから彼との共演シーンはとても安心して臨むことができました」とコメント。賀来さんについては、「賀来君がすごいのは、現場で演出が変わってもすぐに合わせてくれるところでした。入江監督の指示をすぐに理解し、瞬時に応える。それと僕が演技のニュアンスを少し変えると、彼も僕に合わせて演じてくれるんです。本当に優秀だなと思いました」と振り返った。
入江監督は、「今回の作品はサスペンス要素が強いので、この人は何を考えているのか? 物語がどんな方向に進んでいくのか? そこまで計算して予想がつかない演技ができる人たちに集まってもらいました」と語っている。
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