原沙知絵:18年ぶり連ドラ主演 柴門ふみ「女ともだち」を実写化

4月スタートの連続ドラマ「女ともだち」で主演を務める原沙知絵さん
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4月スタートの連続ドラマ「女ともだち」で主演を務める原沙知絵さん

 「東京ラブストーリー」や「あすなろ白書」で知られる柴門ふみさんのマンガ「女ともだち」が連続ドラマ化され、原沙知絵さんが主演を務めることが2月11日、明らかになった。原さんが連続ドラマの主演を務めるのは、「逮捕しちゃうぞ」(2002年、テレビ朝日)以来、約18年ぶりとなる。BSテレ東で4月から毎週土曜深夜0時に放送。

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 「女ともだち」は、1983年に連載を開始した柴門さんのマンガ。恋愛、結婚、不倫などに直面し揺れ動く女性の心理や葛藤などを、主人公のモノローグを多用し丁寧に描き、告白的な恋愛白書として、当時の女性たちの支持を集めた。

 ドラマでは、時代設定を令和にアレンジ。原さんは、DVが原因で離婚し、大学の同級生との不倫関係をやめられないバツイチのシューズデザイナー、セツを演じる。また、タレントの磯山さやかさんが、セツの高校時代からの親友で、何度も浮気を繰り返してしまう夫を捨てきれない迷える主婦、ちさと役で出演する。

 原さんは「1980年代に多くの女性たちの支持を集めた柴門ふみさんの名作を令和となったこの時代によみがえらせることは深いメッセージがあるように感じます。今回、セツという女性を演じさせていただく中で、私自身も人生とは、幸せとは何か、改めて考えるいい機会になりそうです。この作品を通して女性たちが抱える現実的な悩みにも注目していただき、多くの方々にも自分自身の人生と照らし合わせて考え、何か感じていただけたらと思います」とコメントを寄せている。

 原作者の柴門さんは「今回、再ドラマ化に合わせて、改めて読み返してみると、精いっぱい強がって生きるヒロインが、『東京ラブストーリー』や『恋する母たち』の登場人物たちの原型であったのだと、気づきました。また、この40年で女性の置かれた環境は大きく変わりましたが、男と女の意識のすれ違いや不倫トラブルは変わらないものだと、改めて感じております。いつの時代も変わらない女性の純情と強がりを味わっていただければ、と思います」と語っている。

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