良いこと悪いこと
第8話 7人目、だーれだ?
12月6日(土)放送分
俳優の安藤政信さんが、長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」に柴田勝家役で出演することが2月19日、発表された。安藤さんは今回が初の大河ドラマ。同日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた会見で、「僕自身、大河初出演ですし、大河ドラマ自体、見たことがないっていうくらい知識がない」と明かした上で、「自分の想像では大河は役者にとっての戦場で、成長の場。おととい所作をやったのですが、15分くらいで『もう大丈夫です。完璧です』って言われて、『本当?』って思ったくらい撮影が本当に心配。自分だけ動きがおかしかったらどうしようって」と不安をのぞかせた。
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一方で、制作統括・落合将チーフプロデューサー(CP)は、「織田軍団の外様である光秀(長谷川さん)とは、元々、織田家に仕える家臣の筆頭格として、火花を散らしてくれるんじゃないか」と安藤さんに期待していた。
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル脚本。若い頃、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜け、その教えを胸に、やがて織田信長の元で、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となる。
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