麒麟がくる:“高政”伊藤英明 母・深芳野の死で「唯一のよりどころ失った」 父・道三への怒り語る

「麒麟がくる」第14回のワンシーン 斎藤道三(本木雅弘さん)に家督を譲るよう迫る高政(伊藤英明さん) (C)NHK
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「麒麟がくる」第14回のワンシーン 斎藤道三(本木雅弘さん)に家督を譲るよう迫る高政(伊藤英明さん) (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)の第14回「聖徳寺の会見」が4月19日に放送された。この日は、斎藤道三(本木雅弘さん)の嫡男・高政(伊藤英明さん)が、母・深芳野(みよしの、南果歩さん)の死をきかっけに、道三に対して怒りをあらわにし、自分に家督を譲るよう迫るシーンもあった。

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 高政役の伊藤さんは、同回の放送終了後にドラマの公式ツイッターでコメントを発表。「高政にとって信じられるものは、母である深芳野から産まれたということだけだった。その母の死によって、唯一のよりどころを失った。道三に家督を譲るように迫ったのは、高政の思いというより、母の長年の願いをかなえたかったからだと思います」と気持ちを代弁した。

 第14回「聖徳寺の会見」では、道三との会見の場に、おびただしい数の鉄砲隊を引き連れて現れる信長(染谷将太さん)。正直者で先見の明があり、自分の若き日に似ている信長を道三は大いに気に入る。その姿に安堵(あんど)する光秀(長谷川さん)。そんな折、太原雪斎(伊吹吾郎さん)に率いられた今川軍が、再び尾張に攻め入ってくる。

 援軍を申し出た信長に道三は即座に応えるが、高政は、相談もなしに、美濃を危険な立場にさらすこの大事な判断を下した道三に憤りを隠せず……という展開だった。

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