M-1グランプリ 2025
最終決戦
12月21日(日)放送分
お笑いタレントで俳優の板尾創路さんが、女優の杉咲花さん主演で今秋から放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」に出演することが8月13日、分かった。板尾さんは、大阪と東京で抜群の人気を誇り、千代(杉咲さん)や天海一平(成田凌さん)が目標とする喜劇の巨人・須賀廼家万太郎(すがのや・まんたろう)を演じる。また、「バラエティー生活笑百科」などでもおなじみの桂吉弥さんが語りを務めることも分かった。
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東野絢香さん、井上拓哉さん、宮田圭子さん、茂山宗彦さん、西川忠志さん、西村和彦さん、吉川愛さん、阿部純子さん、映美くららさん、若葉竜也さん、六角精児さん、渋谷天外さんも出演。東野さんと若葉さんは朝ドラ初出演となる。
東野さんは、芝居茶屋「岡安」の娘・岡田みつえ、井上さんは芝居茶屋「福富」の一人息子・富川福助、宮田さんは「岡安」先代の女将・ 岡田ハナ、茂山さんは天海一平の父・天海天海(あまみ・てんかい)、西川さんは劇場の支配人・熊田、西村さんは「カフェー『キネマ』」の店主・宮元潔、吉川さんは「カフェー『キネマ』」の従業員・宇野真理、阿部さんも同じく「カフェー『キネマ』」の従業員・若崎洋子、映美さんは「山村千鳥一座」の薮内清子、若葉さんは「鶴亀撮影所」の助監督・小暮真治、六角さんは同撮影所の所長・片金平八、渋谷さんは同撮影所の守衛・守屋を演じる。
語りを務める吉弥さんは、ドラマの解説役であり、観客からは見えないという約束事のもと、舞台上に現れ、芝居の手助けをする「黒衣(くろご)」という位置づけ。登場人物にも遠慮なく突っ込みを入れるという。
杉咲さんは「(脚本家の)八津さんの描かれるパワフルで個性豊かな登場人物たちに私自身もパワーと刺激を受けながら、毎日楽しく台本を読んだり、撮影したりしています。そこへさらなる濃いキャラクターたち、すてきな共演者の皆さまが参加されるとい うことで、これからの撮影を想像しては“きっとより賑やかで楽しい日々になること、 間違いない!”と、ワクワクが止まりません」とコメントを寄せている。
脚本家の八津弘幸さん
103作目の連続テレビ小説となる「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生がモデル。浪花さんは戦前、「松竹新喜劇」の前身である「松竹家庭劇」に参加し、二代目の渋谷天外さんと結婚。喜劇女優としての道を歩んだ人物。戦後、「松竹新喜劇」に参加。離婚後、一時女優をやめるが、NHK大阪のラジオドラマで復活。その後、「大阪のお母さん」として映画やテレビで活躍した。今回のドラマでは実在の人物をモデルにするが、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く。
杉咲さん扮(ふん)する主人公の千代は、明治の末に大阪・南河内の貧しい家に生まれ、9歳で道頓堀の芝居茶屋に女中奉公に出される。多くの芝居小屋が立ち並ぶ街で、華やかな芝居の世界に魅せられた千代は、自らも女優を目指すようになる。そして喜劇界のプリンス、天海一平と出会い、妻になるとともに喜劇女優としても花開いていくが、戦争などの不幸が重なって女優を一時引退。しかしあるラジオドラマをきっかけに奇跡の復活を遂げる……というストーリー。
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