海に眠るダイヤモンド
最終話前編(9話) あの夜
12月22日(日)放送分
俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第36回「訣別(けつべつ)」が12月13日に放送され、タイトル通り、将軍・義昭(滝藤賢一さん)と光秀(長谷川さん)の決別が描かれた。また、本編終了後、12月20日放送の第37回「信長公と蘭奢待(らんじゃたい)」の予告が公開されると、Yahoo!のリアルタイム検索で「蘭奢待」が急上昇し、トレンド入りを果たした。
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SNS上では「蘭奢待って何?」「蘭奢待って何ですか」「蘭奢待って何じゃいな?」「蘭奢待って何だと思って検索した」といった声が多数上がり、「蘭奢待とは、東大寺正倉院に収蔵されている香木です。時の権力者が切り取ったことで有名で、織田信長も切り取りました」と説明ツイートも登場。「蘭奢待、ググってみました。なるほど!そんなすごいものがあるんですね」「正倉院展、行ってみたいです」などと盛り上がりを見せた。
第36回は、三条西実澄(石橋蓮司さん)の助力で、光秀は帝(坂東玉三郎さん)と言葉を交わす。一方、義昭ら幕府は、信長(染谷将太さん)を前面に押し出し、大和の松永久秀(吉田鋼太郎さん)を鎮圧しようとしていた。
藤吉郎(佐々木蔵之介さん)は、いま本当に戦うべきは松永ではなく、朝倉と浅井であると信長の曖昧な立場を批判。大和に気を取られて美濃が手薄になったところで、義昭は朝倉たちに美濃を攻めさせるつもりだ、と声を荒らげる……という展開だった。
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となっている。
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