海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
杉咲花さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(総合、月~土曜午前8時ほか)のホームページで連載され、千代(杉咲さん)の父テルヲを演じるトータス松本さんが、テルヲに変わって言い分を語る企画「テルヲのいいわけ」が12月25日、更新された。
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第4週「どこにも行きとうない」では、テルヲが借金の返済のために、千代を別の店に身売りしようとするエピソードが描かれた。トータス松本さんは「テルヲ、8年の間にすれたな~(笑い)。やっぱり8年の歳月が人をさらに変えたね」といい、「いきなり借金して、商売も失敗して栗子(宮澤エマさん)も出ていくし、一人ぼっちになってしまって、にっちもさっちも行かなくなって『おかしいな!?』って感じ。これでお金を増やせるって、ピュアな気持ちで博打(ばくち)をやってたんだと思うんですよ、幸せのために。アホですね(笑い)」とテルヲとして言い訳する。
第20回で千代が借金取りから逃れ、それをテルヲが悔しそうにしつつもホッと見守っていたシーンについては、「どういう気持ちになるんやろなと思いながら、まあ演じてみたんですけどね。『頼みの綱になる千代がいなくなる』という気持ちと『千代が助かった』という親の気持ちがハーフアンドハーフ(笑い)」と思いを代弁。「それがおかしいよね(笑い)。テルヲらしいといえばテルヲらしい」と結論づけている。
また、トータス松本さんが今のテルヲに言いたいことは「ええか、テルヲ。地に足をつけろ! お前はフワフワ、フワフワここまできて、ほんま地に足がついてない!!」で、「まずはこれを言いたいね(笑い)」と笑顔で明かしていた。
「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生をモデルにしながらも、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く、103作目の朝ドラ。明治の末に大阪・南河内の貧しい家に生まれた千代が、華やかな芝居の世界に魅せられ、自らも女優を目指すようになる……というストーリーが展開する。
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