齊藤工:プロデュースしたクレーアニメ「オイラはビル群」が「WOWOWオンデマンド」で配信

(左から)齊藤工さん、秦俊子さん、中島トニーさん、片岡礼子さん=WOWOW提供
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(左から)齊藤工さん、秦俊子さん、中島トニーさん、片岡礼子さん=WOWOW提供

 俳優の齊藤工さんが企画とプロデュースを手がけ、女優の片岡礼子さんが原案、秦俊子さんが脚本・監督を務めるクレーアニメ「オイラはビル群」の配信が、「WOWOWオンデマンド」でスタートした。

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 「オイラはビル群」は、「蠢(うごめ)くたち」によって作られた「ビル群」が、意志を持って歩き始めると近くのビルを食べて、どんどん大きくなっていく。やがて、食べるビルがなくなり、おなかがすくと八つ当たりを始める。自分の中に住む蠢くたちの姿が荒れてしまっていることに気付いたビル群は、さまざまなバランスが崩れていく中、新たな発見と行動で、崩れたバランスを取り戻していく……という内容。

 「ビル群」の声を中島トニーさん、「蠢く」の声を斎藤工さんと片岡さんが務めることも発表となった。

 齊藤さんは「秦監督には明確に仕上がりが見えていると思うのですが、あえてアフレコは自由にやらせてくれる感じが、秦監督の偶発と的確の絶妙な世界感なのだと思いました。言葉を超えた本作が、海を超え広くに届く事を願います」とコメント。

 片岡さんは「人ではなくて、アニメに声をあてるのは珍しいので、楽しむのを大事にしました。あと、制作しているときの想いを思い出して、みなさんに届け! と思ってやりました。私自身も完成を楽しみにしてます!」と振り返り、中島さんは「映画の吹き替えはよくしてるんですけど、クレイアニメは初めてやりました。とっても楽しくて、その雰囲気が届くといいなと思います。普段出さない声を出せたのが、とにかく楽しかったですね」と話していた。

 また秦さんは「テストもなしにいきなり本番で進めてしまったんですけど、3人ともすごくアフレコが上手で。私がなにか細かく指示する必要なく、映像に合わせて世界観を表現してくださったので、ありがたかったです。やっぱり、作り始めの頃から情報共有をしていたので、みなさんイメージをもってくださっていて、やりやすかったですね」と感想を語っている。

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