海に眠るダイヤモンド
第2話 スクエアダンス
11月3日(日)放送分
俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第9回「栄一と桜田門外の変」が4月11日に放送され、平均視聴率(世帯)は14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。
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「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。
第9回は、井伊直弼(岸谷五朗さん)により、蟄居(ちっきょ)を命じられた斉昭(竹中直人さん)や慶喜(草なぎ剛さん)は無言の抵抗を続ける。しかし、その井伊は桜田門外の変で暗殺され、斉昭も突然の死去。父の死を耳にした慶喜は慟哭(どうこく)する。
一方、江戸から戻った長七郎(満島真之介さん)に感化され、尊王攘夷(じょうい)の考えに傾倒し始めた栄一(吉沢さん)は、喜作(高良健吾さん)に続いて自分も江戸へ行きたいと、父・市郎右衛門(小林薫さん)に懇願する……という展開だった。
同回では、井伊直弼が、桜田門外で水戸の脱藩浪士らに暗殺された「桜田門外の変」が描かれた。ドラマのメインテーマに乗せ、井伊直弼が絶命する様子が映し出され、「凄惨(せいさん)なシーンにさわやかな曲が流れるエヴァ方式」「すさまじい光景だが美しい音楽…」「桜田門外ノ変でこのオープニングの音楽、切ない…」「雪の中で美しい演出…」「こんな情緒的な桜田門外ノ変もあるのか…」「ここまでじっくり劇的に『桜田門外の変』描いたんははじめて見た」と視聴者の注目を集めた。
また、徳川斉昭のラストシーンは、激しい胸の痛みに襲われながらも、正妻の吉子(登美宮、原日出子さん)とキスをする……という意外な展開で、SNSでは「まさかのキスシーンだと!?」「何、最後にハイカラな…」「斉昭公の夫婦愛ー!!(泣)」などと視聴者は反応。その後、斉昭が急死したことが明かされたことから、「チュー死?」「まさかのキス落命」「キスミーグッバイ」「ロマンチックな烈公の最期ーッ」「さすが竹中直人」「記憶に残る退場」といった声が上がった。
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