良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
人気グループ「V6」の井ノ原快彦さん主演の連続ドラマ「特捜9(ナイン)」season4(テレビ朝日系)。6月16日午後9時から放送の第11話では、浅輪直樹(井ノ原さん)ら特捜班が信頼と尊敬を寄せるベテラン鑑識官・猪狩哲治(伊東四朗さん)が殺人事件の容疑者として連行され、浅輪が取り調べに当たる。特捜班にとって、“試練の捜査”が描かれる。
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猪狩は、前作「警視庁捜査一課9係」season3(2008年)に初登場して以来、鑑識のエキスパートとして、これまで幾度となく特捜班を助けてきた。特捜班が猪狩を信頼するように、猪狩もまた浅輪たち特捜班の成長を頼もしく見つめてきた。そのため、第11話では猪狩の捜査を巡って特捜班内部で激しい対立も生まれる。
猪狩に疑惑のまなざしが向けられているのは、アパートの一室で若い男・前島公也(岸田タツヤさん)が刺殺された事件。猪狩は事件の目撃者として、たまたま前を通りかかったアパートから争う声を聞いた直後、逃走する男を目撃したと供述する。
しかし、捜査が進むと、公也と猪狩には深いつながりがあることが判明した。公也の父は猪狩の後輩警察官。10年前に公也の父が他界してから、猪狩は素行の悪い公也を更生させるべく何かと声をかけてきた。しかし、公也と猪狩の間には最近、もめごとがあったという証言があり、さらに事件現場に残されていた指紋から猪狩のものも検出。浅輪は、容疑者となった猪狩に複雑な思いを抱きながら、「偶然、遭遇した事件現場で偶然、後輩の息子の遺体を発見した……そんな偶然はありますか?」と冷静に問いかけるが、猪狩はのらりくらりとはぐらかす……と展開する。
「特捜9」は、警視庁捜査1課で検挙率ナンバーワンを誇る9係の刑事たちが、さまざまな事情を抱えながらも事件を解決する刑事ドラマシリーズ「警視庁捜査一課9係」(2006~17年)の後継作。個性派ぞろいの刑事たちが時に衝突しながらも、全力疾走で捜査に当たる。
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