放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第33回「論語と算盤(そろばん)」が10月31日に放送され、平均視聴率(世帯)は11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。同回は、通常より50分早い午後7時10分スタートだった。
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第33回では、第一国立銀行の大株主、小野組が放漫経営で倒産する。小野組に無担保で多額の貸し付けをしていた第一国立銀行も、連鎖倒産の危機に陥る。さらに、三野村利左衛門(イッセー尾形さん)率いる三井が、この機に乗じて第一国立銀行を乗っ取ろうとする。
銀行を守るため、栄一(吉沢さん)は、三野村との一世一代の大勝負に出る。一方、喜作(高良健吾さん)は、主要な輸出品である蚕卵紙(さんらんし)を値崩れさせようと、横浜の外国商館が口裏を合わせて買い控えをし始めたことに憤慨し……。
終盤、三野村利左衛門、西郷隆盛(博多華丸さん)、大久保利通(石丸幹二さん)の“死”が、わずか数分で次々と描かれた。
「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。
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