夏菜:出産後初ドラマで“異性化” 「個人差あります」で新川優愛、白洲迅とトリプル主演

8月6日スタートの連続ドラマ「個人差あります」でトリプル主演を務める夏菜さん=東海テレビ提供
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8月6日スタートの連続ドラマ「個人差あります」でトリプル主演を務める夏菜さん=東海テレビ提供

 女優の夏菜さんが、8月6日スタートの連続ドラマ個人差あります」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)に主演することが6月17日、明らかになった。夏菜さんは3月に第1子を出産後、初めてのドラマ出演。「出産後すぐにお話をいただいたので、私でいいのか!と、とてもうれしかったです。信じられないほどせりふを覚える時間がないので、現場に入るのが恐ろしいというのが正直な気持ちです。その半面、久しぶりの現場でワクワクしていて、早起きも得意になりました」と話している。

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 ドラマは夏菜さん、新川優愛さん、白洲迅さんのトリプル主演。日暮キノコさんのマンガ「個人差あります」(講談社)が原作で、夫が「異性化」してしまった夫婦の物語を全8話で描く。瀕死状態になったことがきっかけで女性になってしまったサラリーマン・磯森晶を夏菜さん、「異性化」する前の男性の晶を白洲さん、晶の妻・磯森苑子を新川さんが演じる。

 夏菜さんは「台本を読んで、男役?! えええ?! となりましたが、読み進めていくほどに深い愛の話なんだなと。これはすごくすごく、難しく、今までやってきた役の中で一番難しいかもしれないです。何度も何度も台本を読んで、咀嚼(そしゃく)して、???となって、また読んで……、その繰り返しの日々です」と告白。

 「晶は、男性、女性といった固定観念にぶつかりながら、本当の自分を見つけ出そうとします。夫婦って一体なんだろう? ということ、そして人が人を愛するということ、自分自身を愛するということの大切さを、この作品を通して伝えていけたらと思います」と話し、「私としてもかなり、挑戦的な役だと思っています。この山を登りきりたいです!」と意気込みを語っている。

 白洲さんは「ある日突然性別が変わってしまう『異性化』が存在する世界。非現実的な設定にもかかわらず、人間模様を細かく描いた説得力のある世界観が、とても面白く感じました」と作品の印象をコメント。「『異性化』というフィルターを通すからこそ、見えてくる夫婦の在り方であったり、人間模様を丁寧に描いていけたらと思っております」と話す。

 新川さんは「『異性化』という特殊な出来事をきっかけに、今までにない角度でパートナーとの関係を描いている作品です。好きな人や物、大切なことに対して、自分に正直に真っすぐな気持ちで進める人が一人でも増えたらうれしいです」と話し、「夏菜さんと白洲さんが演じる、どちらの晶も大切にしながら、強くて芯のある女性を演じたいと思います」と語っている。

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