ムロツヨシ:佐藤隆太に“嫉妬”していた過去告白 「出たかったよ、『ROOKIES』」

WOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 雨に消えた向日葵」の完成報告会に登場したムロツヨシさん
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WOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 雨に消えた向日葵」の完成報告会に登場したムロツヨシさん

 俳優のムロツヨシさんが7月22日、東京都内で行われた、主演を務めるWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 雨に消えた向日葵(ひまわり)」の完成報告会に共演の佐藤隆太さんと登場。ムロさんは佐藤さんとは初共演で、佐藤さんが「ムロさんと(共演を)めちゃくちゃ楽しみにしていた」と明かすと「僕もうれしいんですよ、本当に」とにっこり。続けて「19歳から役者を目指してますけど、(そのころ)佐藤隆太くんを見て『俺はなんであそこにいけないんだ』って……。これは僕らの世界の嫉妬ですよね」と当時抱えていた思いを告白。さらに「出たかったよ、俺だって。(佐藤さん主演のドラマ)『ROOKIES』なんで俺いねえんだって……」と冗談めかして語り、佐藤さんを笑わせていた。

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 さらにムロさんは、佐藤さんから「どこで出るんですか(笑い)」と突っ込まれると、「“職員室の人”で俺いてもいいでしょ!」と返答。「高校生側はさすがに入れないかもしれないけど、職員室側とか監督とかでいてもおかしくないでしょ……と思っていた日々ですよ」と振り返り、笑いを誘った。

 また、今作で、妹をある事件から守れなかった後悔を抱えながら少女失踪事件の捜査にあたる刑事・奈良健市役を務めるムロさんは、演じるうえで意識していたことを聞かれると「奈良という男が背負っているものと見える景色をまず意識しなければならないな、そこを意識しなければお芝居どころではないなと思っていました」と役作りについてコメント。佐藤さんとの初共演については「本当はもっとわちゃわちゃとお芝居の話をしたかったけど、お互い背負うものが(ある役)……。まじめな会話をせざるを得ない。やりがいは感じましたけど」と感想を語っていた。完成報告会には大島美優さんも出席した。

 ドラマは、吉川英梨さんの同名小説(幻冬舎文庫)が原作。少女失踪事件の真相を追う刑事と、失踪した少女の家族の苦悩と執念の日々を描いたヒューマンミステリー。ある日、向日葵の咲く田んぼ道で傘を残して少女・石岡葵(大島さん)が失踪したと一報を受け、警部補・奈良健市(ムロさん)が現場へ急行すると、そこには捜索活動に参加する葵の父・征則(佐藤さん)の姿があり……という内容。

 7月24日スタートで、日曜午後10時からWOWOWプライム、WOWOW 4Kで放送、WOWOWオンデマンドで配信。全5話で第1話は無料放送。

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