純愛ディソナンス:暗躍する“Hermit”に「マジで誰?」と視聴者注目 考察過熱で“最有力候補”も浮上 

「純愛ディソナンス」第9話のワンシーン(C)フジテレビ
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「純愛ディソナンス」第9話のワンシーン(C)フジテレビ

 人気グループ「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔さんが主演する連続ドラマ「純愛ディソナンス」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第9話が、9月8日に放送された。新田正樹(中島さん)と和泉冴(吉川愛さん)を陥れようと暗躍する“Hermit(ハーミット)”に、視聴者から「マジで誰?」と注目が集まっている。

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 ◇正樹と冴を“ぐちゃぐちゃ”に Hermitからの怪しげなメール&電話

 Hermitの存在が初めて明らかになったのは第6話。冴の母・静(富田靖子さん)が、Hermitと名乗る人物からメールが届いたと話した。メールには冴を盗撮した写真が添付されており、心配になった静は、写真を頼りに冴が暮らすシェアハウスを訪れた。

 しかし、冴は自身を縛る静に嫌気が差し、家を飛び出してシェアハウスで生活していた。静に居場所を突き止められたことで、再び振り回されてしまうようになった。

 次に登場したのは第8話。「モノリスエステート」社の社長・碓井賢治(光石研さん)の息子である碓井北都(和田正人さん)に、Hermitから連絡が入った。Hermitは「新田正樹の情報欲しくないですか?」と語りかける。正樹は「モノリスエステート」の社員で、北都にとっては妹・愛菜美の夫でもあった。

 優秀な正樹への嫉妬と、正樹に期待する賢治への怒りから、北都はHermitと取引することに。第9話で、北都は冴が住むシェアハウスの土地の権利書を正樹に見せ、立ち退きをチラつかせて、碓井家と縁を切ろうとしていた正樹の計画を断念させた。

 その後、Hermitが電話で「シェアハウスの権利書、うまく使えたようですね」と北都に話す場面が展開。北都が「あんたのおかげで新田正樹はすっかりこっちの言いなりだ」と返すと、Hermitは高笑いし、「まだ始まったばかりですよ」と告げたのだった。

 ◇加賀美先生の息子説も “最有力候補”に晴翔が浮上

 これまで視聴者の間では、Hermitの正体について、冴に思いを寄せる慎太郎や、5年前に正樹と冴の盗撮写真をネット上に拡散させた“前科”があり、正樹を手放したくないとあらがう愛菜美を疑う声が上がっていた。また、静の自作自演だと考える意見もあった。

 そんな中、最も視聴者からの注目が集まっているのが、第4話でシェアハウスに加入してきた村上晴翔(藤原大祐さん)。晴翔は加賀美理(眞島秀和さん)の息子説が浮上している人物でもある。

 加賀美は、正樹が桐谷高校で教師を務めていた当時の同僚。冴が在籍する2年3組の担任で、副担任の小坂由希乃(筧美和子さん)とは不倫関係にあった。ある時、由希乃は加賀美に交際を終わらせたいと申し出た。しかし、加賀美は由希乃の思いを受け止められず、衝動的に彼女を殺害してしまったのだった。

 由希乃は、正樹にとって亡くなった兄の恋人でもあった。由希乃の一件に責任を感じた加賀美は自殺を図るが、正樹によって制止され、警察に逮捕される結末となった。

 SNSでは、「ハーミット=ハルトで晴翔は加賀美先生の息子で、新田と冴に逆恨みの復讐(ふくしゅう)してる?」といった考察が相次いでいる。晴翔が第7話で「親孝行できる時間って限られてると思うんだよね」と発言したことも、大きな手がかりとなっているようだ。

 第9話のラストには、正樹の元に加賀美から「すぐそばに禍(わざわい)が迫っている。過去からは、逃げられない」と書かれた手紙が届いた。視聴者の間では「ハーミットは加賀美先生と世の中をつなぐ誰かよね? あの笑い声も気になるなあ……」「このタイミングで加賀美先生出てきて、正樹にあんなこと言ってる段階で某ハーミットは晴翔で間違いないっしょ」と考察が加速し、現在の“最有力候補”となっている。

 果たしてHermitは誰なのか、そしてその目的とは……。まだまだ目が離せない展開が続きそうだ。

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