新・信長公記:どのコンビが好き? 信長×秀吉、武田×上杉、黒田×竹中も 「それぞれがエモい!」名シーン振り返り

連続ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」に出演する=読売テレビ提供
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連続ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」に出演する=読売テレビ提供

 人気グループ「King & Prince」の永瀬廉さんが主演を務める連続ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」(日本テレビ系、日曜午後10時半)。戦国武将のクローン高校生たちが「学園の天下統一」を目指す物語で、これまで数々の戦いが繰り広げられてきた。そんな中、視聴者の間では「いいコンビだらけ」「それぞれのコンビがエモい!」「どのコンビも熱すぎて本命が決められない」と話題を呼んでいる。名コンビを胸熱エピソードと共に振り返りたい。

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 ◇同期“だいれん”の絆で魅力的に 織田信長×豊臣秀吉

 ドラマは2122年を舞台に、銀杏高校の特進クラスに集まった戦国武将のクローンたちが「学園の天下統一」を目指す物語。まず外せないのが、第2話で早速熱い展開を見せた織田信長(永瀬さん)と豊臣秀吉(西畑大吾さん/なにわ男子)だろう。

 秀吉は小さいころからケンカに自信がなく、小学生の時には口八丁で強い仲間を味方につけた。しかし、他校の生徒とケンカになった際、自分はやられたふりをして戦うことから逃げてしまった。仲間から「ひきょう者!」と呼ばれ、他校の生徒からもバカにされる秀吉。そこにある人物が現れ、「そのまま寝てろ。寝てる自分が嫌なら立て!」と秀吉を奮い立たせてくれた。

 秀吉は、その人物みたいに強くなりたいと銀杏高校に入学。学園のトップを争う「旗印戦」では、自分の弱さを払拭(ふっしょく)しようと、強さを誇る加藤清正(須賀健太さん)に立ち向かった。歯を食いしばるも、いよいよ限界かと思われたその瞬間、秀吉の元に信長がやって来て、小学校のころのケンカを思わせる一言を投げかける。あの時、秀吉を奮い立たせたのは信長だったのだ。

 信長と秀吉を演じる永瀬さんと西畑さんは、ジャニーズ事務所の同期。関西ジャニーズJr.時代には「なにわ皇子」として同じグループで活動し、“だいれん”の愛称で親しまれている。ファンの間では「この友情エピをだいれんで演じてたのが最高すぎる」「だいれんの関係性とリンクしてるみたいで余計に涙が出ちゃった」「だいれんだからこそ信長と秀吉が熱く感じる」と反響を呼んだ。

 また第8話では、特進クラスで挑む作戦に家康も加えようと、信長は人たらしの秀吉に“説得役”を任せた。「鳴くまで待とうの信長 鳴かせてみようの秀吉」「信長さんの思いをを家康に伝えるのが秀吉くんとは…」「最後を秀吉くんに託してくれてありがとう信長くん」と、視聴者の心を揺さぶった。

 ◇「最大の宿敵であり、友である」 武田信玄×上杉謙信

 第6話以降、コンビでの活躍が目立っているのが武田信玄(満島真之介さん)と上杉謙信(犬飼貴丈さん)だ。史実と同じくライバル関係の2人だが、互いの良き理解者として信頼関係を築いている。

 武田はケンカ最強の男として「旗印戦」でトップに立っていた。しかし、自身を上回る強さの家康に敗北。それ以来、「俺はもう日陰の道を歩くしかねえんだ」と戦意を喪失してしまった。

 その後、信長から「一度の敗北が全ての敗北か?」と言われ、復活を果たすものの、「俺は今まで突っ走ってばかりいた。だから一旦、立ち止まって見ていたい」と戦い方を探る。そんな中、上杉は武田に「自分の勝ちを捨て、誰かのために戦う。そうすれば、お前はもっと強くなれる。それを僕が誰よりも知ってるのだから」と助言。「我が宿敵であり、友である」と伝えた。

 上杉の言葉を受けた武田は、家康へのリベンジを挑む形で、次に家康と戦う信長にバトンをつなぐことを決意した。家康に勝つことはできなかったが、右脚だけを狙ってダメージを与えることに成功。上杉は「武田は勝てないと分かっていてお前の脚を削った。削ることだけに全てを懸けた。次に戦う誰かのために……」と武田の思いをくんだ。

 それから2人は、家康を狙ってやって来た黒百合高校の生徒たちとの戦いで共闘。「上杉謙信と武田信玄の共闘にグッときた」「熱い2人のタッグ」「2人でいれば無敵」と視聴者を沸かせた。

 ◇過去を乗り越え再び手を取り合う 黒田官兵衛×竹中重治

 第8話で進展を見せたのが、黒田官兵衛(濱田岳さん)と竹中重治(柳俊太郎さん)だ。小学生のころ、友達だった2人は同じ志望校を目指し、竹中は優秀な黒田を慕っていた。しかし、入試の当日に竹中は不正を働き、その罪を黒田にかぶせてしまう。それ以来、2人の関係が修復することはなかった。

 そんな黒田と竹中は銀杏高校で再会。黒田は竹中に過去の出来事について「いつまでも引きずる必要はない」と告げる。一方、竹中は黒田に「俺はとうにお前を超えている。あの日、俺に出し抜かれた傷が癒えないのはお前の方だろ」と反発。黒田は「あの日のことは、忘れようにも忘れられぬ」と認め、「でも、だからこそ案じているのだ。傷はつけられた者よりも、つけた者の記憶に深く残る。時は前にしか進まぬ」と返した。

 後に、竹中は「黒田、お前の言う通りだった」と歩み寄り和解。2人は過去を乗り越えて手を取り合い、信長に協力する道を選んだ。互いの頭脳を生かして策を練った2人は、作戦が成功すると目を合わせてほほ笑み、視聴者は「笑い合う竹中と黒田、夢……?」「わだかまりを超えた黒田竹中、アツい」「昔みたいに良い表情してる」と感動を呼んだ。

 ◇明智光秀に加藤清正も… 視聴者の推しコンビはまだまだ!

 視聴者が推すコンビはこの3組にとどまらない。例えば、一度信長を裏切った明智光秀(萩原利久さん)は、彼の持つ“和の心”に引かれて再び元の関係に戻りたいと告白。そんな明智の思いを受け取り、信長は「信じるだけだろう、簡単だ」と迎え入れ、SNSでは「信長様と明智くんの友情はちゃんと生きてた」「お互い信用してるの激アツ展開」「また手を取り合えたね」とコメントが寄せられた。

 また、加藤清正(須賀健太さん)は秀吉との一騎打ちで敗北したものの、自分より強い相手にも果敢に立ち向かう秀吉の姿に胸を打たれた。加藤はそれ以来、秀吉の秘めたる強さを信頼。秀吉が家康への“説得役”を任された際には、自らの思いと共に、背中に虎の刺繍が入った自らの制服を託した。SNSでは「戦い合ったことで生まれた友情、すてきだ……」「かつてはぶつかった者同士認め合ってる秀吉と加藤の関係性めっちゃ良い!」といった声が上がった。

 そのほか、序盤から“ラブ展開”を繰り広げている信長と本多忠勝(阿部亮平さん)、戦闘能力が低いながらも精神力で戦った秀吉と龍造寺隆信(草野大成さん)、明智が裏切った後も彼を信じ続けていた上杉と、さまざまなコンビが注目を集めている。9月25日放送の最終回まで、戦国武将たちの行く末と共に、お気に入りのコンビも堪能してほしい。

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