良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の高橋一生さん主演の連続ドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱(ゆううつ)」が、テレビ朝日の「土曜ナイトドラマ」枠(土曜午後11時半)で2023年1月にスタートすることが分かった。花火師親子の心温まるホームコメディードラマで、高橋さんは地方都市で代々続く花火店の息子・望月星太郎(せいたろう)役。星太郎の父で、花火店四代目の望月航(こう)を橋爪功さんが演じる。
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ドラマは、「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(テレビ朝日、2021年)で「向田邦子賞」を受賞した脚本家・橋部敦子さんのオリジナル作。親子2人暮らしの望月家だったが、「すまん……」という一言を残して航が亡くなり、ひとり途方に暮れる星太郎の前に、死んだはずの航が当たり前のように現れて……というストーリー。高橋さんと橋爪さんの“演技巧者”2人による好テンポの会話の応酬が見どころの一つになるという。
ドラマ制作のきっかけは、橋爪さんの言葉だったという。中込卓也プロデューサーは「言い出しっぺは橋爪さんでした。舞台で(高橋さんと)共演し、意気投合し『一生とドラマをやりたい!』と。その言葉を託された私は、キューピットよろしく一生さんのもとへ。『そんな光栄なことはないです。ぜひ』との回答。相思相愛確定で、このドラマは動き出しました」と明かした。
橋爪さんは「出発点は、一生とドラマをやりたかったという思いです。彼とは昨年、舞台『NODA・MAP 第24回公演 フェイクスピア』でも一緒でしたが、それ以前からも“面白い役者だな”と思っていました。今回は、ファンタジー要素もあり、非常にストーリーが良くできていると思います。だからこそ、演技に関してもいろいろと試すことができます」とコメント。高橋さんは「ヅメさん(橋爪)が『やりたい』と言ってくださっているというのがとてもうれしかったです」と喜んだ。
ヒロインの水森ひかり役で本田翼さんの出演も発表された。時にあっけらかんと、時に妖艶、時に無邪気なひかりに、星太郎は母を、航は妻を重ねる。望月親子の生活に影響を与える人物となる。
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