海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
女優の吉高由里子さん主演の連続ドラマ「星降る夜に」(テレビ朝日系、火曜午後9時)が、1月17日に始まる。吉高さんが紫式部役で主演する2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の脚本を担当する大石静さんのオリジナル作品。感情を忘れて孤独に生きる35歳の産婦人科医・雪宮鈴(ゆきみや・すず、吉高さん)と、生まれつき耳が聞こえない25歳の遺品整理士・柊一星(ひいらぎ・いっせい、北村匠海さん)の10歳差の恋を描く。
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鈴と同じ「マロニエ産婦人科医院」で働く45歳の“ポンコツ”新米医師・佐々木深夜をディーン・フジオカさん、一星と同じ「遺品整理のポラリス」に勤める遺品整理士で一星の親友・佐藤春を千葉雄大さん、遺品整理のポラリスの社長・北斗千明を水野美紀さんが演じる。
第1話は……のどかな海街にあるマロニエ産婦人科医院で働く35歳の産婦人科医・鈴。ある医療裁判がきっかけで大病院を追われた鈴は、誰にも本音を語らず、孤独な毎日を過ごしていた。
ある日、鈴は息抜きのためソロキャンプへ出かける。一人で酒をあおり、星空を見上げていると、鈴の前に美しい青年・一星が現れる。どこから来たのか。何者なのか。一星は何も語らず、鈴に向かってカメラのシャッターを切り続ける。鈴の酒を勝手に飲み始めたかと思えば、寒さに震える鈴に自分のマフラーをかいがいしく巻いてくれる。そんな不思議な行動に戸惑う鈴だったが、酒の力も相まって、そのまま一星とキスをしてしまう。
翌朝、目を覚ました鈴は、何があったか記憶がはっきりしない。一星が、鈴に向かって手で何かサインを伝えながら去っていく。
あれは夢だったのだろうか……。非日常的な思い出を抱えながら現実に戻った鈴は、やがて一星から送られたサインの意味に気付く。一星は手話で悪態をついていて……。
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