當真あみ:ドラマ初出演から約1年 女優業は「やっぱり面白い」 「Get Ready!」で泣き芝居に初挑戦

連続ドラマ「Get Ready!」に出演する女優の當真あみさん(C)TBS
1 / 4
連続ドラマ「Get Ready!」に出演する女優の當真あみさん(C)TBS

 妻夫木聡さん主演の連続ドラマ「Get Ready!」(TBS系、日曜午後9時)に出演する當真あみさん。波佐間(妻夫木さん)が営むパティスリーに通い、波佐間にアタックする女子高生・嶋崎水面を演じている。「真っ直ぐな水面ちゃんが可愛すぎる」とSNSで好評価を得ており、2月12日放送の第6話では水面を中心にストーリーが展開する。ドラマ初出演からまだ1年。人気女優の階段を上り始めた當真さんに、女優業について聞いた。

あなたにオススメ

 ◇

 當真さんは、2006年11月2日生まれで、沖縄県出身。2021年7月に企業CMでデビューし、現在「カルピスウォーター」(アサヒ飲料)の第14代CMキャラクターを務めている。昨年1月期にTBS系で放送された「妻、小学生になる。」でドラマ初出演し「オールドルーキー」(同)などにゲスト出演した。劇場版アニメ「かがみの孤城」(原恵一監督)では主演声優を務め、現在放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)で、初の大河ドラマに挑戦している。

 「妻、小学生になる。」の放送から約1年。いまの思いを聞いてみると「学ぶことがたくさんあったし、成長できているなと感じる部分もあります」と語る。“妻小”撮影時は常に緊張していたというが「いまは、撮影現場で、良い意味で緊張感がなくなった」と手応えを感じている。

 「Get Ready!」は、正体不明の闇医者チームの姿を通し、生きる意味を問いただす医療エンターテインメント。當真さん演じる水面は、パティシエ・波佐間と、波佐間の作るケーキが大ファンの高校生。第2話(1月15日放送)では、波佐間を見つめて「『いらっしゃいませ』じゃなくて、『おかえり』って言われてみたいな~」と甘え声を上げ、大の男を困らせた。一見ごく普通のケーキが大好きな女の子だが、時折寂しげな表情を見せ……という役どころだ。

 初めて台本を読んだときは「『なんだこの女の子は!』って思いました(笑い)。とにかく波佐間さんにアタックしていて、不思議な女の子」と感じたという。「明るくて、まっすぐな子」をイメージして撮影に臨んでいる。

 水面がケーキをおいしそうに食べる場面もあり、1話の撮影で2つのケーキをかじっている。甘いものが大好きで「(撮影現場では)『大きくかじって』と言われていて、一回で3分の1くらい一口で(笑い)」と笑顔を見せる。

 第6話では、初の泣き芝居に挑戦した。「役にしっかり入りきらないとできない、というのが、すごく難しくて。水面ちゃんがなぜ泣いているのか、気持ちを考えながらやってました」。

 ◇

 そんな當真さんの芝居について「Get Ready!」を手がける佐井大紀プロデューサーは「ベテランの俳優さんとのお芝居でも、全然負けない感情を打ち返してくれるようなお芝居をしてくださった」と話していた。

 當真さん自身は、女優業についてどのような思いでいるのだろうか。

 「やっぱり面白いです。作品によって自分の役柄が全然違うし、演じる役がどういう環境にいるか、というのも違って。役を通してそれを体験できるという感覚もすごく楽しいと思う」

 「まわりの俳優さんがすてきな方ばかりなので、ご一緒させていただいて、演技を間近で見て勉強したりして、楽しいです!」と話す當真さんの、憧れの女優は長澤まさみさんだ。「いろいろな役を演じ分けられる、そんな女優さんになりたいです」と意気込む。

 最後に「今までなぜ水面ちゃんがこんなにも波佐間さんにアタックしているのか。ケーキを毎日買っているのか。その理由が6話で分かるので、ぜひ見てほしいです」と、視聴者に呼びかけた。

写真を見る全 4 枚

テレビ 最新記事