舞いあがれ!:リュー北條が鋭い洞察力「君の方がエゴイストだよ」 秋月さんへの言葉に「視聴者の気持ち代弁」の声も

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第93回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第93回の一場面(C)NHK

 福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第93回が2月14日に放送された。同回では、編集者のリュー北條(川島潤哉さん)が、秋月史子(八木莉可子さん)に対して放った言葉に、視聴者から多くの反響が集まった。

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 貴司(赤楚衛二さん)が新たに詠んだ10首を確認した北條は「ダメだね。あまりにも地味」と切り捨てる。すると史子が「私には伝わりました!」と言うと、北條は「じゃあ2人だけで通じ合ってればいい。梅津さんはさ、本当に歌集を出したいと思ってる? 歌集を出したいんなら、ちゃんと大勢に伝わる歌を書いてよ。梅津さん、なんか……伝えることを諦めてる気がするんだよね。自分だけの狭い世界で満足してる」と伝え、デラシネを後にした。

 その後、北條が再びデラシネを訪ねてくる。史子が「本を売るために書かせるなんてあなたのエゴです」と告げると、北條は「君の方がエゴイストだよ。自分好みのきれいな短歌だけ書いててほしいんでしょ。美しいソプラノを聴きたいがために少年の成長を止めるような残酷さを感じるね」とバッサリと言う。

 続けて北條は「梅津さん、自分の殻を破って、初めて歌人は成長する。自己満足の歌はもういらない。一人でも多くの人間に伝わる歌を書いてほしい。梅津さん、成長しないと。いつまでも同じではいられないんだ」と貴司の奮起を促す。

 そして、「恋の歌を書いてくれ。伝えたいけど伝えられない思い。胸の奥で燃えている恋心。それを歌にするんだ」と注文した。

 SNSでは「リュー北條、言い方は乱暴だが言ってることは真っ当だし秋月さんの本質を見抜く洞察力もある」「秋月さんへの指摘は視聴者の代弁!」「視聴者が言いたかったことをズバリと! リュー北條!」といったコメントが上がっている。

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