1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回（3月1～3日）は、坂口健太郎さん主演の日本テレビ系「土曜ドラマ」（土曜午後10時）枠の「Dr.チョコレート」で、最年少「東宝シンデレラ」白山乃愛さんが女優デビューすることが話題になった。前後編で取り上げる。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　1日、井ノ原快彦さんが主演を務める連続ドラマ「特捜9（ナイン）」（テレビ朝日系、水曜午後9時）の「season6」が4月5日から放送されることが分かった。井ノ原さんは「今シーズンは事件解決だけじゃなく、一人ずつが抱えるドラマを大事にしていくのが見どころです」とコメントしている。井ノ原さん演じるリーダーの浅輪直樹のほか、小宮山志保（羽田美智子さん）、村瀬健吾（津田寛治さん）、青柳靖（吹越満さん）、三ツ矢翔平（向井康二さん）、高尾由真（深川麻衣さん）ら「特別捜査班」が、ぶつかり合いつつも事件解決に挑む姿が描かれる。

　1日、女優の井桁弘恵さんが、3月28日から放送されるTBSの連続ドラマ「私がヒモを飼うなんて」（火曜深夜0時58分）で主演を務めることが明らかになった。TBSとマンガアプリ「マンガボックス」が共同制作するオリジナルマンガ「私がヒモを飼うなんて」の実写ドラマ版。ランジェリー業界を舞台に、ランジェリーデザイナーを目指すパタンナーの蒼井スミレ（井桁さん）を中心とした男女4人の複雑な恋愛模様を描く。

　1日、俳優の竜星涼さん主演の連続ドラマ「スタンドUPスタート」（フジテレビ系、水曜午後10時）の第7話から最終話（第11話）までのゲストが発表され、白石聖さん、佐野史郎さん、岩城滉一さん、田鍋梨々花さんら12人が出演することが明らかになった。ドラマは「週刊ヤングジャンプ」（集英社）で連載中の福田秀さんの同名マンガが原作。投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽（みほし・たいよう、竜星さん）が、失敗や挫折を経験した人々に「スタートアップ（起業）しよう！」と声を掛け“人間再生”に取り組む姿を描く。

　1日、俳優の水谷豊さん、寺脇康文さんが出演する人気刑事ドラマ「相棒season21」（テレビ朝日系、水曜午後9時）がクランクアップしたことが分かった。最終回スペシャル「13」前編、後編（3月8日、15日放送）に、杉下右京（水谷さん）の2代目“相棒”神戸尊として約4年ぶりに登場する及川光博さんと3人で撮了した。最終回スペシャル「13」では、殉職した“官房長”こと元警察庁長官官房室長・小野田公顕（岸部一徳さん）の遺骨盗難事件が発生。極秘に捜査していた右京の前に神戸が現れる。また神戸と初代“相棒”亀山薫（寺脇さん）の初対面も実現する。

　2日、俳優の山崎育三郎さんが主演を務める連続ドラマ「リエゾン－こどものこころ診療所－」（テレビ朝日系、金曜午後11時15分）がクランクアップしたことが明らかになった。山崎さん演じる佐山卓は児童精神科「さやま・こどもクリニック」院長で、自らも発達障害を抱える。撮影を終えた山崎さんは「多くの人が何かしら不安や生きづらさを感じている中で、そういった方々を励ます言葉をクリニックのみんなから伝えられたんじゃないかなと思っています」とコメント。ヒロインの研修医・遠野志保を演じた女優の松本穂香さんは「言葉にならない大切なものがたくさん詰まった、とても素敵な時間を過ごさせていただきました」と撮影を振り返った。

　2日、女優の鈴木保奈美さんが、3月4日に放送される「NHKスペシャル 南海トラフ巨大地震」の第1部のドラマに宇佐美首相役で出演することが分かった。宇佐美首相は、巨大地震に見舞われた国民に、重要なメッセージを伝える役どころだ。南海トラフ巨大地震の「半割れ」シナリオを科学的知見に基づいてドラマ化。大阪で町工場を経営する森澤貴彦（松尾諭さん）一家、高知で暮らす両親（宮田圭子さん、中原丈雄さん）、東京で気象庁に勤める妹の森澤あかり（仁村紗和さん) を軸に、和歌山県南方沖を震源地とするM8.9の巨大地震で刻一刻と変わる被災状況を、人間模様と合わせて身近な目線で複合的に描く。

　3日、俳優の坂口健太郎さんが主演を務める4月期の日本テレビ系「土曜ドラマ」（土曜午後10時）のタイトルが「Dr.チョコレート」に決定し、第9回「東宝シンデレラ」オーディションで、最年少10歳でグランプリに選ばれた白山乃愛さんが、本作で女優デビューすることが明らかになった。白山さんは、心臓外科医の父と長寿遺伝子研究者の母との間に生まれ、天才的なオペスキルを持つ10歳の少女“Dr.チョコレート”こと寺島唯を演じる。坂口さんは、唯の父親のもとで研修医を務め、今は利き腕を失った元医師“Teacher”こと野田哲也を演じる。

　3日、俳優の鈴木亮平さんが主演するTBS系の連続ドラマ「TOKYO MER～走る緊急救命室～」の劇場版の公開（4月28日）を記念し、スペシャルドラマ「TOKYO MER〜隅田川ミッション〜」が4月16日午後9時から放送されることが分かった。連ドラ版の最終回から半年後が舞台で、“ポンコツ医師”役で伊藤淳史さんが出演することも発表された。

　3日、韓国の多国籍グループ「NCT 127」の中本悠太さんが、4月14日からテレビ東京の「ドラマ25」枠（金曜深夜0時52分）で放送される連続ドラマ「クールドジ男子」で主演を務めることが明らかになった。中本さんは、今作がドラマ初出演となる。原作は「ガンガンpixiv」で連載中の那多ここねさんによる同名マンガで、クールでドジな愛され男子の日常をコミカルに描く。中本さんが演じるのは、無個性で将来に悩む大学生・一倉颯（いちくら・はやて）。ドジをやらかすと表面上はクールに決めつつも、内心は恥ずかしさで悶絶（もんぜつ）している「羞恥心アリ反省タイプ」だ。

　3日、カンテレは4月から火曜午後11時台に30分の全国ネットの連続ドラマ枠「火ドラ☆イレブン」を新設すると発表した。現在、同時間帯で放送中の「7RULES（セブンルール）」は3月で終了する。「火ドラ☆イレブン」の第1弾は、女優の桜井ユキさんが主演を務める「ホスト相続しちゃいました」。ある日叔父からの遺言で、突然“歌舞伎町のホストクラブ”「MAJEST（マジェスト）」を相続することになった広告代理店に勤める本橋久美子（桜井さん）が主人公。ひとくせもふたくせもあるイケメンホストたちとともに、つぶれかけのホストクラブを立て直していくオリジナルストーリーだ。桜井さんは民放連ドラ初主演。

　3日、俳優のムロツヨシさんが主人公を務め、4月から放送されるWOWOWの「連続ドラマW-30『ドラフトキング』」の追加キャストが発表され、きたろうさん、モロ師岡さんら17人が出演することが明らかになった。併せて場面写真も新たに解禁された。ドラマは「べー革」「野球部に花束を」などで知られるクロマツテツロウさんの同名野球マンガが原作。プロ球団「横浜ベイゴールズ」のすご腕スカウト・郷原眼力（ごうはら・オーラ）が、その年のドラフト・ナンバーワン「ドラフトキング」を獲得するまでの奮闘を描く。郷原をムロさんが演じる。