良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の若村麻由美さん主演で7月20日に始まる連続ドラマ「この素晴らしき世界」(フジテレビ系、木曜午後10時)。子育てとパート勤務に追われる平凡な主婦が、スキャンダルを機に失踪した大女優になりすますことを頼まれて二重生活を強いられるコメディーだ。
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ここでは、若村さん演じる若菜絹代(わかな・きぬよ)を紹介する。
芸能事務所「プロダクション曼珠沙華」所属。数多くの映画やドラマに出演する人気ベテラン女優。裏ではわがまま放題で、夫やマネジャーらに“悪魔”と恐れられている。
数年前のスキャンダルが表に出るが、謝罪会見が嫌で雲隠れしてしまう。
◇初回ストーリー
浜岡妙子(若村さん二役)は、印刷会社勤務の夫・陽一(マキタスポーツさん)、社会人一年目の息子・あきら(中川大輔さん)と暮らす主婦。スーパー「ラビットマート」でパートとして働き、同じパートの真由美(猫背椿さん)と夫や息子の愚痴を言い合いながら過ごしていた。2人の話題は夫との離婚について。真由美は、離婚には300万円は必要と妙子に教えた。
妙子には最近、外出すると必ず見掛ける男がいた。つけられているのでは、と不安になった妙子は陽一に相談するが、「更年期では?」といなされる。
ある日、妙子が一人で家事をしているとインターフォンが鳴り、モニターにその不審な男が映る。仕事の依頼だという男に不信感を募らせる妙子だが、人目のある所なら、と話を聞くことに。
男は妙子に「プロダクション曼珠沙華」の西條隼人(時任勇気さん)と名乗り、事務所の女優・若菜絹代の5年前のあるスキャンダルが週刊誌で暴かれたと話し出す。スキャンダルには反社会勢力幹部の男も関わっていたため、謝罪会見を開くことになったが、肝心の若菜が会見目前に姿を消してしまったのだという。
西條は、若菜とうり二つの妙子に身代わりで会見に出てほしいと頼む。妙子は断ろうとするが、報酬が300万円と聞いて……。
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