良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第121回が、NHK・BSプレミアムで8月21日に再放送された。同回では夏ばっぱ(宮本信子さん)が倒れ、緊急手術することに。急きょ北三陸へ向かった春子(小泉今日子さん)とオーディションで「母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい」というせりふを熱演するアキ(のんさん)の思いが重なり、視聴者から「泣く!」「胸にしみる」といったコメントが並んだ。
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同回では、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子さん)のデビュー映画「潮騒のメモリー」の続編が作られることになり、アキが主演オーディションに出かける準備をしていると電話が鳴る。
春子が出ると、大吉(杉本哲太さん)からで、「うそでねえって今度は! 夏ばっぱ、意識がねえんだよ」と倒れたことを伝える。
北三陸に急きょやってきた春子は、夏ばっぱが心臓のバイパス手術を受けている病院に駆けつけると、海女クラブの仲間らも集まっていた。
そこで春子は、夏ばっぱが先日、上京した際、憧れの橋幸夫に会った話を初めて耳にし、「私、夏さんのこと何も知らないわ。娘なのに」「私が知ろうとしなかったからだね」とうなだれる。
春子が「もし夏さんが橋幸夫のファンだと知ってたら、(海女クラブの面々が歌う)『いつでも夢を』をちょっとニヤニヤしながら聞けた気がする」「そういうのいっぱいあるのかなと思ったらなんか悔しくなってきちゃった」「どうしよう。もしこのまま目覚めなかったら、夏さんのこと知らなすぎて泣けないよ」と言うと、誰からともなく「いつでも夢を」を歌い始め、病院の待合室で大合唱になる。
一方、アキはオーディションの順番が回ってきて、課題となっているせりふ「母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい」を夏ばっぱを思って情感を込めて語った。
SNSでは「アキに春子が憑依(ひょうい)したかのような渾身(こんしん)の『母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい」「春子さんの思いも詰まってると思えて泣ける」「もう大号泣」「秋から夏ばっぱへ、春子から夏さんへの思いが重なっている」「このせりふだけでめちゃくちゃ泣ける」「ことさらに胸に響くせりふ」「春子の心の内を代弁していて良かったよ、アキ」といったコメントが続々と上がった。
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