終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
趣里さんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)で、梅丸少女歌劇団(USK)のトップスター、大和礼子を演じている蒼井優さん。大和はUSK第1期生の娘役で、劇団を引っぱるスターだ。スズ子(趣里さん)の憧れの先輩で、踊りや歌への大切な精神を、スズ子は大和から受け継いでいく。蒼井さんが、趣里さんの印象について語った。
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趣里さんがヒロインに決まったという発表を見た時には「勝手にうれしくなっていた」という蒼井さん。「まさかその作品に自分が呼んでいただけるなんて思ってもいませんでした。趣里ちゃんとは、お互いの舞台を見たりはしていましたが、共演は初めてです。女優としても人としても大好きなので、お声がけいただきうれしかったです」と当時の心境を語る。
蒼井さんは、今作が初めての朝ドラ出演。初めて現場に入った時には「何か特別な気持ちになった」と振り返る。「なんでしょう、ヒロインへのこの気持ち(笑い)。他の共演者やスタッフの皆さんも同じ気持ちだと思いますが、ただでさえ愛(いと)おしい趣里ちゃんがさらに愛おしくなります」と趣里さんへの思いを明かす。
「(趣里さんの)お芝居が素晴らしいのは言うまでもないんですけど、今回はさらに歌と踊りがプラスされるから私の想像もつかないくらい大変な作業だと思います。なので趣里ちゃんが良かったと思える作品になるといいなって思いますし、みんな同じ気持ちだと思います。みんなの大事な娘のようになっています(笑い)。朝ドラヒロインってこういうことなんだなと思いました。趣里ちゃんが収録しているシーンを、USKのみんなで前室で見ながら『頑張れ!』ってモニターに向かって応援してたり(笑い)。優しい現場です」と話した。
視聴者に向けて「USKと同じく、『強く、逞(たくま)しく、泥臭く、そして艶(あで)やかに』という気持ちでやっているので、それが伝わるといいなと思っています。台本を読みながら、自分の出演していないところで感動して泣きました。『愛情とは何か』を見せてくれる作品です。エネルギッシュな仕上がりになっていますので、この現場の温かさや優しさ、前に向かっていくエネルギーを皆さんと一緒に共有できたらと思っています」とメッセージを送った。
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