終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
俳優の小池栄子さんが主演の連続ドラマ「コタツがない家」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第8話が12月6日、放送された。同話では、終盤、小池さん演じる深堀万里江の夫・悠作(吉岡秀隆さん)が自身のこれからについて重大な決断を下す姿が描かれ、視聴者の間で話題になった。
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ドラマは、小池さんも出演していた2019年の連ドラ「俺の話は長い」(同局系)のスタッフによる笑って泣けるホームコメディー。やり手のウエディングプランナーが、夫、息子、父という3人のダメ男とのてんやわんやな日々を送りながら、新しい家族の形を探していく姿を描く。
第8話では、万里江は、マンガ家を辞めると宣言した悠作に「どんな形でも描くことは続けて」と頼む。だが悠作は、万里江の父・達男(小林薫さん)に「娘と離婚してやってくれないか」と言われたことを気にしていた。翌日の夜、悠作と連絡がとれなくなった万里江は、達男が離婚を持ち掛けたと知って激怒。悠作の「しばらくひとりになって考えます」という置き手紙が見つかる。
悠作は、人生の節目にいつも相談してきた同級生・飾磨哲央(安田顕さん)の家に身を寄せていた。飾磨に本当の気持ちを打ち明けた悠作は、一つだけマンガに描けそうな題材があると告げる。そして悠作は家出から戻り……と展開した。
万里江が家に帰ると、深堀家に戻ってきた悠作は、机に向かってマンガを描いていた。喜ぶ万里江に、悠作は表紙のイメージが浮かんだといい、「コタツがない家」というマンガの表紙を見せる。万里江が「どういうお話なの?」と聞くと、悠作は「俺が離婚して、この家を出ていくまでのお話」と返答。思わず固まる万里江に、悠作は「だって、俺がこれ描いたら、みんなを幸せにできんだよ? 家族も、土門さん(北村一輝さん)も。哲央たち地元のやつらもみんな、みんなが喜んでくれんだよ」と声を震わせながら話した。
悠作の決断に、SNSでは「タイトル回収!」「泣きそう」「嫌いな悠作だけど泣きながらマンガ描いて離婚に向かおうとされると泣いてしまう」「一瞬で泣かしにかかってくる演技力」「離婚はしないでほしい」「衝撃の展開すぎた」「展開つらすぎ」などと、驚きと悲しみの声が続々と上がった。
また、その後、万里江に離婚を申し入れようとして「嫌です! 絶対に嫌です!」と拒否された悠作が、紙に「イヤです」と万里江のリアクションをメモして「メモなんか取らないでよ!」と怒られる姿もあり、視聴者からは「泣きながら笑いました」「メモ取るの本当に笑った」「こんな時にメモ取るなw」といった反応もあった。
ドラマは、無料見逃し配信サービス「TVer」で第1~3話と最新話を配信中。動画配信サービス「Hulu」で全話を配信している。
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