伊藤沙莉さん主演で、4月1日にスタートする2024年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」。日本初の女性弁護士で、後に裁判官となる三淵嘉子さんの人生をモデルとしたオリジナルストーリーで、主人公(猪爪寅子、伊藤さん)とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、極上のリーガルエンターテインメントだ。放送開始まであと2日。ここでは、松山ケンイチさん演じる桂場等一郎を紹介する。
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桂場等一郎は、司法の独立を重んじる気鋭の裁判官。堅物で腹の内を決して見せないため、周囲の人々も彼をつかみきれない。寅子に対して、女性が法律を学ぶことに疑問を呈する。「法の世界」の手ごわい先輩だが、実は甘党。
桂場等一郎役の松山さんは朝ドラ初出演となる。
ドラマの脚本は、“チェリまほ”の愛称で親しまれた「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京)や「よるドラ『恋せぬふたり』」(NHK)などを手掛けた吉田恵里香さん。テレビドラマに限らず、映画、アニメ、舞台、小説等、ジャンルを問わず多岐にわたる執筆活動を展開し、「恋せぬふたり」では第40回向田邦子賞を受賞している。
音楽を、映画「くれなずめ」や連続ドラマ「あなたのブツが、ここに」(NHK)などで知られる森優太さんが担当。またシンガー・ソングライターの米津玄師さんが、書き下ろしの主題歌「さよーならまたいつか!」、朝ドラヒロインの経験もある俳優の尾野真千子さんが、語りでドラマに彩りを加える。
なお、朝ドラで“法律もの”をやるのは、1996年度前期の「ひまわり」以来、28年ぶりとなる。
ドラマは4月1日からNHK総合、月~土曜午前8時ほかで放送される。
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