海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第2週「女三人寄ればかしましい?」(4月8~12日)の週間平均視聴率(世帯)が16.4%(ビデオリサーチ調べから算出、関東地区)だったことが4月15日、分かった。第1週「女賢しくて牛売り損なう?」(4月1~5日)の16.2%を上回った。
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「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインとその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。
第2週では、昭和7(1932)年。晴れて「明律大学女子部法科」に入学した寅子(伊藤さん)は、女子の憧れの的の華族令嬢・涼子(桜井ユキさん)、最年長の梅子(平岩紙さん)、留学生の香淑(ハ・ヨンスさん)らと出会う。「女性に弁護士資格が認められる法改正はまもなく」という学長の言葉や、穂高(小林薫さん)との再会もあり、やる気に胸を膨らませる寅子に、山田よね(土居志央梨さん)は「ヘラヘラしてうっとうしい」と言い放つ。
その後、寅子は、ある日のよねを尾行する。行きついた先は裁判所の法廷で、そこで目にした光景からますます「結婚」に対して、懐疑的になる寅子。一方で、穂高(小林薫さん)に促される形で同級生と議論を交わし、暴力を振るう夫からなんとかして妻が着物を取り返す方法を懸命に考える。
裁判の結果が気になった寅子たち女子部の面々は、判決を見届けるため、課外授業として裁判所へ。予想外にも妻が着物を取り戻すことが認められ、大喜びする寅子たちだったが、よねだけは「甘い」と怒りを隠さない。
裁判には確かに勝ったが、あの女性の受ける扱いは変わらない、と言うよね。寅子は、着物を返還された妻・峰子(安川まりさん)の「離婚裁判は続くが、最後まで戦う」という言葉に、「法律は盾のように人を守るためのもの」だと考えるようになる。
よねかは「分かり合えない」と言われても、よねを「地獄の道を行く同志」と認め、「知らない誰かのために涙して、憤慨するあなたはとってもすてき」と笑顔で語りかける寅子だったが……と展開した。
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