終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
俳優の長谷川博己さんが主演を務めるTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「アンチヒーロー」第8話が6月2日に放送された。木村佳乃さん演じる東京地方検察庁検察官・緑川歩佳が、上司の検事正・伊達原(野村萬斎さん)の行動に対し、不信感を抱いているような表情をする場面があり、SNSでさまざまな声が上がった。
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第8話では、糸井一家殺人事件で死刑判決が下った志水(緒形直人さん)の冤罪(えんざい)の証拠となる動画を、伊達原が削除する場面が登場した。「天は正しい方に味方する!」と高らかに言い、ハードディスクを床に投げつけ、踏みつぶす伊達原に、驚き、違和感を覚えるような表情を見せた緑川。直後、伊達原から「甘いもんでも食べにいこうか」と誘われたが、作ったような笑顔を見せた。
SNSでは「伊達原さんに不審感を抱いている緑川さんは裏切そうですね」「緑川さんが、あのHDDを拾って復元に出していると信じたい」といった声が上がった。
その後、緑川は、伊達原と一緒に明墨法律事務所を訪れる展開になった。「こう呼ぶのが最後でないことを祈ってますよ。明墨弁護士」など明墨に対して言いたい放題の伊達原の様子を見ていた緑川。事務所を立ち去る際には、申し訳なさそうな様子で明墨たちに一礼した。
このシーンについても、SNSでは「緑川さんが協力者になるんじゃ?と期待。展開がまったく読めないな」「緑川検事怪しい。もしかすると明墨側かもしれないってのは感じる」「緑川は明墨側につきそうだな。あくまで一時共闘的な感じ」と期待の声が上がっていた。
ドラマは、法に触れない範囲内で手段を選ばない「アンチ弁護士」の明墨を通し、視聴者に「正義とは何か?」を問い掛け、スピーディーな展開で「常識」を次々に覆す法廷エンターテインメント。脚本は山本奈奈さんらのオリジナル。
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