終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)。ドラマは第10週「女の知恵は鼻の先?」(6月3~7日)から「裁判官編」へと突入している。ここでは、6月17日から始まる第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」の“予習”として、平田満さん演じる星朋彦を紹介する。
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星朋彦は初代最高裁判所長官で、裁判官・星航一(岡田将生さん)の父。寅子(伊藤さん)に自身の著作の改稿作業を手伝ってもらうことになり交流を深める。穂高重親(小林薫さん)とも親しく、老いてますます高い理想を語らう仲である。
平田さんは5月の出演発表の際「朝ドラは、いろいろな時代のいろいろな人物がお茶の間に登場するので、懐かしさと親近感があり、いつも楽しく見ています。今回は熱量とテンションの高い伊藤沙莉さんの、しかも裁判官のお話なので、期待も高まるばかりです。最高裁長官という、これまで演じた中でもっとも偉い人をやるのは荷が重いですが、ご覧になる方が気持ちよく一日を始められるよう、リラックスして臨みます」とコメントしていた。
第12週では、昭和24(1949)年1月、全国に家庭裁判所が設立される。
最高裁判所家庭局事務官、そして東京家庭裁判所判事補になった寅子(伊藤さん)は、多岐川(滝藤賢一さん)とともに戦争孤児の問題に向き合う。視察に出かけた寅子は、上野の街でスリの少年・道男(和田庵さん)を追い、よね(土居志央梨さん)と再会する。
轟(戸塚純貴さん)とよねは焼け残ったカフェー「燈台」に弁護士事務所を開いていた。
寅子ははる(石田ゆり子さん)の了承を得て、道男を猪爪家に居候させるが、花江(森田望智さん)にとった態度が誤解され、道男が家を飛び出してしまう……。
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