終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第56回が、6月17日に放送された。同回では、寅子(伊藤さん)とよね(土居志央梨さん)が再会を果たすも、よねは複雑な表情を見せていた。
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第56回では、ついに家庭裁判所が発足。多岐川(滝藤賢一さん)は寅子たちに家裁の「五つの性格」について聞かせる。
設立記念のパーティーの後、寅子は最高裁長官の星朋彦(平田満さん)から新たな辞令を受ける。これまでの仕事に加え、東京家庭裁判所判事補を兼務することになった寅子。念願の「裁判官」として、寅子の新しい仕事が始まり……と展開した。
寅子たちは、戦争孤児の問題を視察するため、東京・上野を訪れる。すると小橋(名村辰さん)が子供に財布をすられ、寅子が後を追うと、カフェー「燈台」があった場所に、「轟法律事務所」の看板が立っていた。
寅子が事務所に入ると、よねは目を見開いて驚く。轟(戸塚純貴さん)は「生きてたのか。よかった! 本当に良かった!」と再会を喜んだ。
一方のよねは、“裁判官”となった寅子をにらみ続け、「好きな道を行けばいい。お互い死なずに済んでよかった。ただ、顔を合わすのはきょうが最後だ」と冷たく言い放った。寅子は「何もかもごめんなさい。あの時は逃げることしかできなかったの」と頭を下げることしかできなかった。
そして、第39回(5月23日放送)で寅子とよねが“けんか別れ”したシーンの回想が流れる。そこには涙ながらにカフェー「燈台」を後にする寅子と、大粒の涙を流していたよねの姿が映し出された。
SNSでは「素直になれないだけなんだよね」「どうかまた寅子と仲良しになれますように」「寅子に会った時のよねさんの表情がもう全てだった。色んな感情が湧き出てるんだろうなって」「回想、寅子が燈台から出ていったあと、よねさんそんなに泣いてたんだね」といった感想が書き込まれていた。
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