古畑任三郎:イチローが本人役でゲスト出演 地上波のみの貴重な機会 6月20日に2006年の「ファイナル」2作目を放送

田村正和さん演じる古畑任三郎 (C)フジテレビ/共同テレビ
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田村正和さん演じる古畑任三郎 (C)フジテレビ/共同テレビ

 故・田村正和さん演じる刑事・古畑任三郎が、完全犯罪をもくろむ犯人たちの難解なトリックを、卓越した推理力で解いていくフジテレビの人気ドラマシリーズ「古畑任三郎」。1994年の放送開始から30周年を迎えたことを記念して、フジテレビの平日午後1時50分~3時45分の再放送枠「ハッピーアワー」で放送されている(関東ローカル)。ここでは、6月20日放送の「ファイナル」シリーズ2作目を紹介する。

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 ◇「古畑任三郎ファイナル『フェアな殺人者』」(6月20日午後1時50分~3時45分)

 当時、現役メジャーリーガーだったイチローさんが本人役でゲスト出演した2006年1月4日初放送の「古畑任三郎ファイナル『フェアな殺人者』」を放送。出演は田村さん、イチローさん、西村雅彦(まさ彦)さん、石井正則さんら。脚本は三谷幸喜さん。同回は配信されておらず、地上波のフジテレビのみの再放送となる。

 物語は……シーズンを終え、日本に帰国したイチロー選手(イチローさん本人)は、記者会見やチャリティーイベントに出席するために、東京都内にある某ホテルのスイートルームに宿泊していた。

 そのホテルに、古畑(田村さん)、今泉(西村さん)、西園寺(石井さん)の3人がやってくる。実は彼らは、警察を退職し、このホテルの保安課に再就職した向島(小林隆さん)を訪ねてきたのだ。

 古畑たちが向島と話をしていると、突然そこにイチロー選手が現れた。イチロー選手の大ファンだった古畑は握手を交わし、サインまでもらうことができて感激する。イチロー選手が去ったあと、向島は古畑たちに衝撃的な告白をする。なんと、向島とイチロー選手は、腹違いの兄弟だというのだ。古畑たちは、思いもよらぬ向島の告白に驚く。

 古畑たちが帰った後、向島はイチローの部屋を訪ねた。頼まれていた出前のカツ丼をイチローに届けるためだった。そこでイチローは、向島にある男の話を切り出す。

 その夜、ホテルの地下駐車場に停めてあった盗難車の中から、男の死体が発見される……。

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