解説:実写「ブラック・ジャック」でピノコ役 話題作に引っ張りだこの天才子役・永尾柚乃 趣味も天才的!?  

永尾柚乃ちゃん
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永尾柚乃ちゃん

 マンガ家・手塚治虫の名作を、高橋一生さん主演で実写化する「テレビ朝日ドラマプレミアム『ブラック・ジャック』」が6月30日午後9時から放送される。実力派キャストが集結して注目を集めるが、とりわけ情報解禁時に話題となったのは、主人公の天才医師ブラック・ジャック(高橋さん)の助手・ピノコを演じる子役の永尾柚乃(ゆの)ちゃんだ。「アッチョンブリケ!」でおなじみ、手塚作品でも屈指の人気キャラに息を吹き込む柚乃ちゃんについて解説する。

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 柚乃ちゃんは2016年10月15日生まれの7歳。2018年のドラマ「コールド・ケース2」(WOWOW)に出演するなど幼少期から芸能活動をしていた。一躍その名が知れ渡ったのは、昨年1月期のドラマ「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)だ。

 「ブラッシュアップライフ」は、安藤サクラさん演じる33歳の主人公・麻美が過去にタイムリープして人生をやり直す物語で、柚乃ちゃんは麻美の保育園時代を演じた。大人の記憶を持ったままタイムリープしているため、“心は33歳”の達観した保育園児を好演して話題を呼んだ。

 「天才子役」として注目を集め、昨年はNHK大河ドラマ「どうする家康」にも出演。そしてCMには計10本出演するなど大ブレークを果たした。今年も、映画「ゴールデンカムイ」や、ドラマ「正直不動産2」(NHK総合)、そして今回の「ブラック・ジャック」と話題作に引っ張りだこ状態だ。

 意外な一面を見せたのが、7月スタートの「科捜研の女 season24」(テレビ朝日系)の宣伝大使就任。3歳の頃から「科捜研の女」の大ファンで、「科捜研の柚乃」というオリジナル脚本も作っているという熱い思いが通じ、宣伝大使を務めることになった。先日行われた任命式では、主演の沢口靖子さんから、サプライズで出演オファーを受け、ドラマ本編への出演も決定。沢口さんは「マリコと絡みのあるシーンがほしい! 一緒にせりふを交わしたいですね」と、本格共演を熱望していた。

 「科捜研の女」以外にも好きなものとして「ドリフターズ」「落語」「妖怪」を挙げており、今年3月には「相席食堂」(ABCテレビ)で、マンガ家・水木しげるさんの出身地である鳥取県境港市を旅していた。そんな大人びた感覚が、「ブラッシュアップライフ」での好演につながったのかもしれない。

 「ブラック・ジャック」の撮影では、同じく妖怪好きの高橋さんと“妖怪トーク”で仲を深めたといい、そんな2人がどのようにブラック・ジャック&ピノコの関係性を表現しているのか注目したい。

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