終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第104回が8月22日に放送され、婚姻届を提出せずに「夫婦のようなもの」になった寅子(伊藤さん)と航一(岡田将生さん)に、視聴者からさまざまな反応があった。
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第104回では、航一は今の婚姻制度が自分たちの幸せにそぐわないのであれば、互いの考えを思いのままに書いた遺言書を取り交わすことで婚姻関係を結ぶことにしようと寅子に提案。航一は「その遺言書を根拠に、佐田寅子さんの『夫のようなもの』を名乗ります」と表明する。
寅子は「私が折れれば『ようなもの』なんて言葉を付けないで済む」「私たちならば折れてよかったと思える日がいつか来ると今はそう思っているんです」と、航一と結婚し星姓を名乗る気持ちが固まっていることを告げた。
しかし、航一は「それでは君の僕への愛情を利用した搾取になってしまう。寅子さんが優三さん(仲野太賀さん)に抱えているのと、同じような気持ちになる」と指摘。すると、寅子は目を潤ませながら、昨夜見た夢について語り始めた。
その夢の中で、年老いた寅子と航一が河原を散歩し、互いに亡き夫と妻の昔話をしていたといい、寅子は「航一さんとこういう夫婦になりたいと思った」と思いを伝えた。航一が「なれますよ。それこそ婚姻関係を結ばなくても、僕らならば」と返すと、寅子は「その段取りで、私たち、夫婦になりましょう」と笑顔を見せた。
その後、寅子と航一は、優未(毎田暖乃さん)や航一の家族の前で、婚姻関係の形を確認、合意する項目を盛り込んだ遺言書を作成。その写しを取り交わし、「夫婦のようなもの」になるのだった。
SNSでは「おめでとう!」「とうとうたどり着きましたね、二人の夫婦の在り方に」「散々悩んで考えた二人のベストな愛のかたち」「航一さんの愛がステキ」「夫婦の姓について考えるきっかけになった」「この時代、まだまだ世間的には理解されないよね」など、さまざまな声が上がっていた。
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