終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第124回が、9月19日に放送され、涼子(桜井ユキさん)が放ったある言葉が、視聴者の間で話題になった。
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第124回では、昭和46年(1971年)の冬、晴れて司法試験に合格した涼子は、その報告のため新潟から上京し、星家を訪れる。寅子(伊藤さん)は「とってもワクワクするわ」と涼子が弁護士になることを喜ぶが、涼子は「司法修習を受けるつもりはございませんの」と明かす。
よね(土居志央梨さん)がその理由を尋ねると、涼子は「強いて言うなら、世の中への私なりの股間の蹴り上げ方かしら」と笑顔で返答。ここでの“世の中”とは、華族の身分を失った涼子を「すぐにかわいそうで不幸な存在に落とし込もうとする」世の中で、「弁護士になれなかったんじゃない。ならなかった。この先、弁護士になるもならないも私の手の中にある。せめて、そうしたかったの」と吐露した。
今後は、司法試験を目指す若者に法律を教える場を作りたいとし、「それだって立派な法に携わるお仕事じゃなくって?」と語る涼子。新潟で喫茶店「ライトハウス」を経営するようになってから、「いつも心によねさんを住まわせて生きておりましたのよ」「私が弱音を吐きそうになると、いつも心のよねさんが叱咤してくださるの」と打ち明けた。
上品なたたずまいの涼子の口から飛び出した「私なりの股間の蹴り上げ方かしら」という言葉に、SNSでは「すっごくいいせりふ」「お上品に何てことを(笑)」「カッコよすぎて涙が出る」「芯が強くて反骨精神に溢れたカッコいいお方」「さすが心にイマジナリーよねさんを住まわせて戦後を乗り越えてきた涼子様は言うことが違う」といった声が上がっていた。
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