海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第125回が、9月20日に放送された。同回で、長い間保留状態だった美位子(石橋菜津美さん)の事件の上告が受理され、視聴者の注目が集まった。
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よね(土居志央梨さん)と轟(戸塚純貴さん)は、実の父親からのおぞましい虐待の末に、尊属殺人を犯してしまった美位子の弁護を担当。美位子は二審で実刑判決が言い渡され、最高裁に上告を申し立てていた。
第125回では、航一(岡田将生さん)が桂場(松山ケンイチさん)の元を訪れ、尊属殺人の事件についてまとめた報告書を提出し、「尊属殺の重罰規定が違憲かどうか、大法廷で今一度判断を迫るときではないでしょうか」と訴えた。
桂場は「時期尚早」と突っぱねたが、航一は真っ向から意見。珍しく声を荒げて激高すると、興奮のあまり鼻血を出して倒れてしまう。
駆け付けた寅子は、桂場に「私自身、桂場さんに怒り、失望して、傷つきもしました。私が邪魔で面倒で距離を置きたくても、司法の独立のために、共に最後まで戦い続けるしかないんですよ」と訴え、「実は私、一周まわって、心が折れる前の、法律を知った若い頃の本当の自分に戻ったようなんです」と笑顔を見せた。
航一が報告書を持ち帰ろうとすると、桂馬は「置いてけ」と一言。航一と寅子が長官室を後にすると、桂場は一人思い悩むのだった。
そして昭和47(1972)年4月、最高裁は美位子の事件の上告を受理。尊属殺の重罰規定が合憲か違憲か、15人の裁判官による大法廷が開かれることになった。
SNSでは「桂場よく決断したよ!」「大法廷が楽しみ!」「よねと轟と美位子の闘いが、航一や寅子を通じ桂場を動かした」「航一さん、鼻血でぶっ倒れたけど、いい仕事しましたね」「寅ちゃんナイスサポート」といった声が上がっていた。
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