俳優の鈴鹿央士さん、松本穂香さんダブル主演のフジテレビ系月9ドラマ「嘘（うそ）解きレトリック」（月曜午後9時）。10月28日放送の第4話のあらすじと場面写真が公開された。

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　九十九夜町、早朝の目抜き通り。祝左右馬（鈴鹿さん）と浦部鹿乃子（松本さん）が駅へ向かっている。汽車に乗ってお出掛けとはしゃぐ鹿乃子に、左右馬は「家賃を払えず、朝だけど夜逃げをしているだけ」と教えた。

　不審な男に気づいた左右馬。鹿乃子のうそを聞き分ける能力で置引を暴く。男は逃げるが、居合わせた女性に足を引っ掛けられて転び、周囲の人たちに取り押さえられる。置引犯に足を掛けた女性は、九十九警察署員・端崎馨（味方良介さん）の姉雅（北乃きいさん）だった。

　左右馬たちが夜逃げ中と知った雅は、取材旅行に同行しないかと2人を誘う。雅が「魔境探報」という怪談雑誌の記者と聞いた鹿乃子はおびえ、左右馬も断ろうとする。だが、今月分の家賃を報酬にすると言う雅に、左右馬は快諾。

　雅が取材するのは「人形屋敷」と呼ばれる綾尾家。生まれつき体の弱かった一人娘の成長を祈願し、娘の成長に合わせて作った人形を娘と同様に育てるという変わった風習のある綾尾家。主人夫妻が海難事故で亡くなり、屋敷は今、一人娘の品子（片岡凜さん）が継いでいる。品子の姿はまるで人形のようで、妙なうわさもつきまとっていた。

　現地に着いた一行を案内する柴田（佐戸井けん太さん）によると、女中のイネ（松浦りょうさん）が屋敷の「人形部屋」をのぞくと、誰かの死体を発見。イネは慌てて柴田の家に飛び込んできたが、柴田が刑事の寺山清一（正名僕蔵さん）とその部屋へ行くと、死体と思われていたのは人形。その後イネが岩場に落ちて死んでしまったという。真相解明のため、左右馬、鹿乃子、雅が品子と会うと……。

　原作は、2012～2018年に「別冊花とゆめ」（白泉社）で連載された都戸利津（みやこ・りつ）さんの同名マンガ。累計発行部数100万部を誇る。