俳優の北川景子さんが主演を務める連続ドラマ「あなたを奪ったその日から」（カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時）の第7話が6月2日に放送された。同話では終盤、美海（一色香澄さん）が紘海（北川さん）宛に書いた手紙を残して学校へ行くシーンが描かれ、SNSで反響を呼んだ。

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　◇以下、ネタバレがあります。

　第7話は、紘海が仇（かたき）である結城旭（大森南朋さん）のもとで働いていることが、砂羽（仁村紗和さん）に知られてしまう。紘海は、砂羽が週刊誌の記者だと知り、彼女の態度から自分の正体がバレたことを察して警戒する。紘海の真意を知りたい砂羽は、帰宅する紘海をひそかに尾行する。

　そんな中、スーパーの関西進出を果たすことになった旭のもとに、クライアントの藤田正臣（大門正明さん）がやって来る。藤田との関係をより強固なものにしたい木戸（中原丈雄さん）と旭は、家族も東京へ旅行に来ているという藤田を葉山の別荘に誘う。木戸からホームパーティーの準備を一任された旭は、梨々子（平祐奈さん）に手伝ってほしいと頼む。

　一方、紘海は、砂羽から旭が元部下の鷲尾（水澤紳吾さん）に500万円の口止め料を支払っていたと聞かされる。事故当時、玖村（阿部亮平さん）が目撃した2人の言い争いの際に梨々子も家にいたことに気づいた紘海は、望月（筒井道隆さん）に頼んでホームパーティーに参加させてもらうことになり………と展開した。

　ホームパーティーの際のトラブルで、灯（石原朱馬ちゃん）を失った悲しみがよみがえった紘海が、帰宅後、灯の写真が入った箱を手にしたまま動かずにいるシーンがあった。ベッドから出てその姿を目にした美海は、無言のままベッドに戻る。そして後日、キッチンで料理をしていた紘海の背中に向かって、美海は「伝えたいことは、手紙に書くのが一番って言ったよね」と語りかけて学校へと向かった。

　美海が出て行った後、テーブルに目をやった紘海は、「お母さんへ」と書かれた美海からの手紙があることに気づく。中を見ると、そこには「私に何か隠してることあるよね。教えてください」とだけ書かれていた。

　SNSでは、手紙について「たった2行でこんなに肝冷えるなんて」「ああああ……苦しい苦しい」「そりゃ美海ちゃんも薄々気づくよなあ……」「ほころびが出てきたね」などのコメントが上がった。