あんぱん:「うち、変わってしもうた」葛藤するのぶ 蘭子に打ち明けた本音に「とてもつらかっただろうな」「いいな姉妹って」の声

連続テレビ小説「あんぱん」第49回の一場面(C)NHK
1 / 1
連続テレビ小説「あんぱん」第49回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第49回が6月5日に放送され、のぶ(今田さん)と蘭子(河合優実さん)のやり取りに、視聴者の注目が集まった。

あなたにオススメ

 第49回では、のぶは兄に赤紙が届き不安がる生徒に「日本は勝ちます。お兄さんも立派にお役目を果たし、祖国の英雄となって凱旋(がいせん)されますよ」と勇ましい言葉をかける。しかし、次郎(中島歩さん)の言葉が引っかかり、心の中は震えていた。

 モヤモヤした気持ちを抱えたのぶは、蘭子に「子どもらあの前では、早う戦争に勝って、終わらせましょうって、勇ましいこと言いゆうけんど、心の中は震えゆうが」「蘭子の言う通りや。うち、変わってしもうた」と打ち明ける。

 のぶは、航海に出る次郎に本音を話せなかったことを悔やんでいた。蘭子が「お姉ちゃんのことやき、『お国のために立派なご奉公を』とか言うたがやろ」「ほんまは何て言いたかったが?」と聞くと、のぶは「どうか……生きてもんてきて……」とつぶやく。のぶが「言う勇気がなかったがよ」と言うと、蘭子は「次郎さん、寂しかったやろうね」と次郎の気持ちを代弁。のぶは「こんなうちが、教師やりよってえいがやろうか……」と葛藤した。

 SNSでは「泣けちゃう」「のぶ、やっと家族の前で本音を言うことができたね」「のぶちゃんと蘭子ちゃんの会話が切ない。いいな姉妹って。言える相手がいて良かった」「蘭子は本当ののぶをよく理解してる」「蘭子の『次郎さん寂しかったやろうね』がクリティカルヒットでつらい」「この時代の教師という職業は、とてもつらかっただろうな」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

- 広告 -

「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

テレビ 最新記事