今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「あんぱん」（総合、月～土曜午前8時ほか）の第102回が8月19日に放送され、嵩（北村匠海さん）の自慢話をする登美子（松嶋菜々子さん）に、視聴者からさまざまな反応があった。

あなたにオススメ

朝ドラ：来年度後期は「ブラッサム」　主演は石橋静河　モデルは…

　第102回では、仕事をクビになったのぶ（今田さん）は、登美子の元を訪れ、そんなにしょげることはないと励まされる。

　登美子はお茶の教室を始めたといい、2人の弟子がやってくる。弟子の一人が「うちの孫たちもあの歌が大好きでしてねえ」と嵩が作詞を手がけた「手のひらを太陽に」の歌詞をほめると、登美子は「嵩の父親が文学に傾倒しておりまして、その血を受け継いだようです」とうれしそうに話した。

　登美子は、嵩が三星百貨店の包装紙の文字を書いていることにも言及し、「あの包装紙の文字は息子が書いたんです」と自慢げに語る。弟子が「作詞のほかにもそんな才能がおありとは、多才なご長男ですなあ」と感心すると、登美子は「子供の頃は絵ばっかり描いていて、夢見がちな子だったんです。やはり、本人が好きな道に進むのが一番ですね」と笑顔を見せた。

　のぶが嵩に登美子の様子を伝えると、嵩は飲んでいたお茶を吹き出し、「よく言うよ。医者になれってあんなにけしかけたの忘れたのかな」と苦笑い。のぶは「お義母さんのあんな晴れやかな笑顔初めて見たわ」「お義母さん、こじゃんと生き生きなさっちょった」と語った。

　SNSでは「登美子さん、やっと母親の顔になったなって感じた」「息子の功績を自慢したくてたまらない登美子さんw」「鼻高々w登美子さん、憎めない人だな」「自分で言ったこと忘れて息子の自慢をする登美子さんがいとしく思えてきた」「登美子らしいなぁ」「手のひら返しっぷりに笑った」「どの口が言うんだ登美子wそりゃお茶も吹き出すよw」など、さまざまな声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開！　予告にはいたけど“名前なし”？　新キャラは1人　登美子＆千代子も“完走”

　今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「あんぱん」（総合、月～土曜午前8時ほか）の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

　9月22日に始まる最終週（第26週）「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三（前原滉さん）の登場が予告された。

「あんぱん」登場人物紹介

朝田のぶ（今田美桜）

柳井嵩（北村匠海）

朝田羽多子（江口のりこ）

朝田蘭子（河合優実）

朝田メイコ（原菜乃華）

屋村草吉（阿部サダヲ）

柳井登美子（松嶋菜々子）

柳井千代子（戸田菜穂）

宇戸しん（瞳水ひまり）

辛島健太郎（高橋文哉）

八木信之介（妻夫木聡）

今野康太（櫻井健人）

東海林明（津田健次郎）

岩清水信司（倉悠貴）

小田琴子（鳴海唯）

薪鉄子（戸田恵子）

世良則雄（木原勝利）

出川（小田井涼平）

いせたくや（大森元貴）

手嶌治虫（眞栄田郷敦）

六原永輔（藤堂日向）

大島コオ（七瀬公）

三浦光雄（池田努）

久里田洋（江原パジャマ）

中尾星子（古川琴音）

マノ・ゴロー（伊礼彼方）

浜辺ヒラメ（浜野謙太）

古川マモル（西山潤）

小宮ミカ（佐竹桃華）

「あんぱん」とは

　「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん（1919年～2013年）と、暢さん（1918年～1993年）夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。